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42話 新年早々 ページ1

愛菜side


カタン…


『元旦過ぎても年賀状って途絶えないんだなー。郵便屋さんも大変だなあ』


郵便受けに入っていた年賀状を取り出して、家に入る


『パパー、年賀状が来てるよ』


パパに届いた年賀状を渡す


春美「おっ、江戸前からだ。慌てて書いたのが眼に浮かぶな」


実「みのにも、ちょーだい」


『え?実のはないよ…』


春美「なんだこの手抜きの年賀状は…」


鶴のつもりの絵が描いてある


春美「ん?

(P.S.…?)」





“1月3日に課長のとこにみんなで遊びに行くかも。
邪険にしちゃいや〜ん♡”


春美(……3日って今日じゃないのか?
前以て言っとくか葉書を元旦につくよーにしろよ〜)




パパ、どーしたんだろ


ジリリリリーン


拓也「あ、電話」


春美「ああ、いい。パパが出る」


パパは電話を取りに行った


拓也「愛菜、手冷たいね」


『外に出てたから』


拓也「そっか」


ぬくぬくの拓也の手

あったかーい




春美side


春美「はい、もしもし。榎木です」


ずっと鳴ってる電話を取る


江戸前『榎木課長いたー!!あっけましておめでとーござあまーーすっ、江戸前っすーー!!
大森さんと山口と遠藤さんも一緒っすよーー!!』


朝っぱらから…


春美「えっ、江戸前!?今どこからかけてんだ?」


江戸前『あのですねー、駅です。熊ノ井駅ですよ』


春美「えっ、駅〜〜〜!?お前らなー、なんでもっと前もって連絡よこさないんだ!?」




愛菜side


拓也「なんだ?」


実「ぱぱ、めっしてるのーー」


『なんかあったのかな?』


拓也の腕に絡みついていると、眠くなってくる





春美side


江戸前『あっれー?だって年賀状に書いときましたよーー』


春美「あー確かにな。でもついたのは今日だぞ」


江戸前『そりゃあそーでしょーね。投函したの元旦だから』


春美「お前な〜〜」


江戸前『課長の家?大丈夫です!!住所知ってますから、交番に聞いて行きます。心配しないでくださいよ』


春美「心配なんかしてないぞ」


ーーーーー
ーーー



台所・愛菜side


春美「あーもう!!」


台所で冷蔵庫を開けてブツブツ文句を言う


春美「しょーがない。なんか作らないとなー。雑煮なんて食うかな」


拓也「パパー、ハムあるよハム」


春美「ダメ!!それはパパの酒の肴なの!!」


ぷるぷる


首振ってる…


『…は…半分くらいならいーんじゃない?』

42-2→



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サッカーバカ(プロフ) - 桜さん» ゆっくりと更新していきます!ちょっと多忙なので、ちょくちょく更新します! (2019年6月16日 8時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - もう更新しないのですか?寂しいです。待ってます。大変でしょうけど頑張って下さい (2019年6月16日 0時) (レス) id: 1036e13532 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2019年5月2日 23時

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