39話 保育園の園長先生 ページ36
12月初旬頃・拓也side
拓也「あれ？」
『どーしたの？』
実のお迎えに来ていた僕たち
下駄箱の上にあるカレンダーにつけられた赤い丸印
ゴン「なんだ？このカレンダーの赤丸は」
拓也「今までここにカレンダーなかったよね？」
『12月8日、何かあったっけ？』
拓也「何もないはずだけど…」
あとでわかったことだけど、このカレンダーは園長先生が貼ったものらしい
そしてこの時まで僕と愛菜は、この保育園の園長先生の顔も知らなければいることすら知らなかったことに気付いた
拓也(でもこの赤丸…何かを訴えているよーで怖い…)
『実ーーー』
拓也「帰ろーーー」
実「あう。にーちゃ、ねーちゃ」
とたとたと走ってくる実
ゴン「一加はクラス違うのに、いつも実の周りにいるなあ」
一加「実ちゃんを守ってるのよ」
守ってる？
一加「あのねー、さっき廊下であたしと実ちゃん、変なおじさんに話しかけられたのよー」
拓也「え？廊下で？」
ゴン「なんで廊下に変なおじさんがいるんだよ」
一加「だっていたもん。その人ね、
ゴン「お前ねー。もちっと子供らしーこと言えよ」
一加ちゃんの話を聞いて僕は怖くなった
拓也「部外者が入り込んでるのかな？
本当だとしたら怖いね」
ゴン「おう。だとした、ヒロが狙われるな、危ねーぜ」
ヒロ「んだ」
2人「え!?」
ゴン「なんだその「え」ってゆーのは」
僕と愛菜は声を揃えて驚いた
一加「ヒロちゃんは、絶対大丈夫!!反対に相手が危ないわ」
ボカッ
一加「きゃ」
ヒロ「だう」
ゴン「「私の美しさをひがむのはおよしなさいな」と、言ってるぞ」
一加「嘘だもんっ。たった2文字の中にそんなこと言ってるわけないもん!!」
た、確かに
「あ、あの子達は…」
一加「あっ、へんたいおじさんだーーー」
えっ
サングラスに髭を生やしてるおじさん
「あ…大丈夫。変態ではありませんから、
3人「やだ」
僕達はおじさんから離れた
「みの君、僕なんにもしてないよねー？」
実「あう？……。あのねー、みのねー、しゃぼんふぁーぶしゅきなのー」
「へ？あっ、それは良かったねー」
一加「ほら見て。なんでもないふりして実ちゃんの好きなもの聞いてるわ」
ゴン「怪しい奴だぜ」
「勝手に答えたんだーーっ!!」
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サッカーバカ(プロフ) - m11r2698さん» ありがとうございます！！！！！！ゆっくりですが、よろしくお願いします！！！！！！藤井君、なんとか想いを実らせたいです！！！！！！！！！！！ (2019年4月21日 0時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
m11r2698(プロフ) - 更新分まで一気に読みました！面白いし、藤井君との関係性もドキドキしますー！続き楽しみにお待ちしてます(^^) (2019年4月19日 10時) (レス) id: 4ec0c888ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年4月12日 21時
