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萌「なっ、なっ」
『やっ、槍溝さん…』
槍溝「6年3組室長の、槍溝でっす。もー時期夕食なのでお部屋に戻りましょー」
萌(なんなの、あの人は？)
萌ちゃんはそのまま部屋に戻った
ルンタルンタと嬉しがる槍溝さん
『1日に2回も…』
槍溝「榎木君!!愛菜ちゃん!!」
2人「はあ？」
槍溝「今の話、全て聞いてしまいました」
2人「聞いてたの？」
槍溝「失礼な。「聞いてしまった」と言ったでしょ」
あ、確かに
槍溝「廊下で話し込む方が悪いです」
『そですね…』
拓也「でもこの分だと平井さん(果子)もなー…」
ボソッと言えば、それを拾った槍溝さん
槍溝「平井さん？果子ちゃんのこと？」
拓也「あ…なんでもない…」
槍溝「私、平井さんとは3年の時同じクラスだったの。あの子の性格からすると、他の子みたいに榎木君や愛菜ちゃんにグチったりしないわね
あの子は聞かれない限り自分から言わないの
それって良くも取れるし、自分に矛先をつけないという悪くも取れるけど」
拓也「僕…そんなこと聞いてないよ」
槍溝「榎木君と愛菜ちゃんのそれも、他人には干渉しないっていう良い方と、問題に関わりたくないっていう悪い方と二通りにとれるわ」
2人「あのねー、槍溝さん!!」
どーしてそう思うの!?
槍溝「さっき、あの子に男としての見解を述べたでしょ
頭ではわかるんだけど無理よ
だって、男と女の友情って、似てたとしても微妙に違うもの」
確かに、拓也は男の子としての考えを述べた
「あ、拓也君、愛菜ちゃん」
？
「ちょっ…来て」
2人「え!?何？」
クラスの女子が慌てて腕を引いてきた
「いーから来て!!」
連れていかれたのはすみれの間
希美「大体ねぇ、萌ちゃんは下らないことで気にし過ぎるのよ」
萌「希美ちゃんが無神経すぎるんじゃない!!」
果子「……」
希美「すぐ怒るしさーー!!」
萌「なによっ。言っていいことと悪いことの区別くらいつかないの!?」
大げんかだ
希美「秘密主義なとこあるし!!」
萌「知らない間に人を傷つけてるのよ!!」
2人(こ…怖い……)
萌「果子ちゃん、なんで黙ってんの!?」
矛先が果子ちゃんに向いた
果子「え？だって、2人の問題でしの。私まで巻き込まないでよ」
萌「もーー!!どーしてそー調子いいのよ!!」
希美「ホラ。すぐ怒るじゃん」
ギャーギャー騒ぐ3人
2人「あ…あの……。せっかくの修学旅行なんだからさ、楽しくやろーよ」
3人「ムリだもん」
ムっ、ムリって…
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サッカーバカ(プロフ) - m11r2698さん» ありがとうございます！！！！！！ゆっくりですが、よろしくお願いします！！！！！！藤井君、なんとか想いを実らせたいです！！！！！！！！！！！ (2019年4月21日 0時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
m11r2698(プロフ) - 更新分まで一気に読みました！面白いし、藤井君との関係性もドキドキしますー！続き楽しみにお待ちしてます(^^) (2019年4月19日 10時) (レス) id: 4ec0c888ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年4月12日 21時
