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愛菜side
ゴン「でけたぞ」
2人「え!?もう？」
ゴンちゃん、早いなあ
一加「実ちゃん、まだ痒い？」
ぱたぱたとうちわで実をあおいでくれる一加ちゃん
ザッ
4人「!?」
ゴン「悪い子はいねーかあ!?」
ぎゃあああああああ
2人「ゴンちゃん…」
怖がった4人は私と拓也のところに逃げてきた
ゴン「うむ。この「なまはげ」のお面、なかなかの大作だ」
いきなりそれをしたら、怖がるし泣くに決まってるよ
マー坊「そんなことす
一加「ヒロちゃんのお兄ちゃんって、子供ー!!」
ゴン「アホー。俺は子供なんだよ。ついでにゆーと、お前らの昭広兄ちゃんだって子供だぞ」
2人「えーー!?違うもーん、昭広兄ちゃんは大人だもーん」
ゴン「して、その根拠はどこにある？」
一加「大人はあたし達の相手なんかしないもんねー」
マー坊「でしゅー」
ちょっと違うな…
夕方
『よし』
窓辺に新聞紙を広げて作ったのを置いた
ゴン「このまま置いてたら、明日には乾くだろ」
『明日色塗りしよーね』
ゴン「んじゃ、明日午前中にまた来るな」
拓也「一加ちゃん、マー坊。もう帰らないと送ってあげるよ」
なんとか痒みが治まった実とお絵描きをする2人
一加「いやあ」
マー坊「泊まってくでしゅー」
『ダメだよ』
拓也「家の人が心配するでしょ」
2人「心配してないもーん」
断言する2人
ゴン「藤井んとこに電話すればいいじゃん」
拓也「んー、それはするけどさー」
『そうするけど…』
ゴンちゃんを見送りに玄関に行く
ゴン「そんじゃな、また明日」
2人「うん、ばいばい」
見送った後、私と拓也は藤井君に電話するために電話帳を手に取った
拓也「さてと…藤井君の番号はー…」
『あったあった』
番号を押して、藤井君に電話する
藤井『一加とマー坊が、泊まってくって〜〜〜!?』
拓也「うん。そー言ってるんだけど、どーしよ？」
藤井『ったく、あいつら相手にしてやんなかったからって拗ねやがって』
『私達は泊めても平気だけど』
藤井『いや。そーゆー訳にはいかねーだろ。でもまー、9時まで置いといてくれるか？』
2人「9時？」
どーしてなんだろ
藤井『どーせその時間になる前に帰りたがるに決まってんだ。9時になったら俺が迎えに行くから頼むよ』
2人「う…うん」
9時か…
本当かなー
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サッカーバカ(プロフ) - m11r2698さん» ありがとうございます！！！！！！ゆっくりですが、よろしくお願いします！！！！！！藤井君、なんとか想いを実らせたいです！！！！！！！！！！！ (2019年4月21日 0時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
m11r2698(プロフ) - 更新分まで一気に読みました！面白いし、藤井君との関係性もドキドキしますー！続き楽しみにお待ちしてます(^^) (2019年4月19日 10時) (レス) id: 4ec0c888ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年4月12日 21時
