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日影「やっぱりお前達は、
2人「あいつ？」
誰だろう
拓也「日影君……会話が見えないよ」
日影「俺がお前達を嫌いなわけ、教えてやろーか」
2人「うん？」
僕と愛菜は、その場にしゃがんだ
日影「あのな、俺には腹違いで同じ年の兄弟がいるんだ
そのことは1年前くらいに知ったんだけど、知った時はパパに裏切られたような気がしたよ
学が1歳の時、両親が離婚してさ
少ししてママからパパが再婚したって聞いた
昔から付き合ってた女と再婚したんだってよ。そんなある日、その腹違いの兄弟…
親はともかく、俺たちは仲良くしようよって
俺もそーだなーと思って結構仲良くしてたんだけど、なんか変なんだよ…
だって……あいつ会うたび、パパの自慢話をするんだ
一緒に遊んだこととか、自分だけのパパみたいに
だから、俺も離婚する前のパパを語ってみせたんだ
そしたら」
“なんで、てめーがお父さんのこと言うんだよ!!”
“え…!?”
“俺のお父さんだぞ。もうてめーの父親じゃねーんだろ
お父さん、お前ら親子の写真いつも持ち歩いてるけど、結局は俺とお母さんを選んだんだ
ざまーーーみろ!!”
…健司君…
日影「ひでーやつだよなー。俺の……パパだったのに……
お前達は……あいつと同じだよ
参観日に父親呼んで自慢気にしやがって」
そう言ってきた日影君
僕と愛菜は眉を落として辛い顔になる
2人「だって……僕/私達にはママがいないんだよ」
日影「え…？」
日影君はすごく驚いていた
『日影君はお父さんに会おうと思えば会えるけど、私達のママ……死んじゃったもん…』
拓也「もう……会えないんだよ……」
ママに、会いたいのに…
ママは天国にいる
日影「俺は……、ママなんか要らない。俺ばっかに頼ってくる学もな
必要ないんだ、結局人間なんて独りぼっちなんだから」
このっ…
2人「ひ、ひねくれ者おっ」
日影「!?」
僕と愛菜は立ち上がってそう怒鳴る
『人間は独りぼっちなんてどーして思えるの!?』
拓也「僕は……愛菜やパパや実が必要ないなんて考えられないし、きっと日影君のお母さんも弟も、日影君を必要だと思うてるはずなのに……
日影君のお父さんだって、君たちの……写真持ってたじゃない……」
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ときな - わかります！赤ちゃんと僕 は神作ですよね！ (2020年5月21日 21時) (
レス) id: 5a5ed3b2d6 (このIDを非表示/違反報告)
ムスカリ#(プロフ) - 赤ちゃんと僕は私も大好きなんですけど、特に昭広が好きで、この作品をお気に入り登録しました！とても面白いと思ったので、更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年4月13日 14時) (レス) id: 562931235a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年4月9日 23時
