26話 ママの伯母さん ページ5
春美「お姉さんっ、このみかんちょうだい」
「やだねーお姉さんだなんて。春美ちゃんいい男だからまけちゃうよ」
春美「え？本当に。んじゃ玉ねぎと人参ももらおーかな」
「もってけドロボー、人参タダだ!!」
八百屋さんにお買い物をしに来た
パパは、おばさんに妙に受けがいい
春美「実ー。今日はカレーだぞ」
実「かれーらいしゅ」
この度、パパは髪を切りました
パパ曰く、髪を上げていたのには理由があったらしい
1、大学生顔(童顔)を年相応に見せるため
1、若くして課長ポストについたので、仕事先の同レベルの人に馬鹿にされないため
パパ曰く、髪を下ろしたのにも理由があるらしい
1、休日でも近所に出かけるだけで、髪をセットしなくちゃならないため
1、ハゲそうで怖い
1、作者が面倒くさがったため
………？
作者ってなんだ？
春美「ママも童顔だったよなー」
拓也「そーかなあ？」
春美「初めて会った時、16歳くらいだと思ったぞ」
実「重ちゃいのー」
『牛乳しか持ってないでしょ!!』
最近、私と拓也はちょっと気になることがあるんだけど、パパに聞くのが怖い気がする
成一さんが言ってた、パパとママが結婚した理由
春美「実君、カレー好きだもんねー」
実「ねー」
“春美ちゃんがねー、由加子さんに孕ませたからなんだよ”
でも、孕ませたって意味がわかんない…
春美「お。家の前に車が止まってるぞ」
え？
ホントだ
春美「なんだ？」
どこの人のなんだろう
こんこん
ウィーーン
春美「？」
車の窓が開いた
「あら、写真と違うと思ったら、髪をお切りになっていたのね」
2人(パパ…誰？)
春美(知らん)
目で会話をすると、おばさんがメガネを外した
「私は何度か見ているけど、あなたは私を見るのは初めてなのよね
本当は一生会う気はなかったわ
それはそちらも同じだと思うけど」
ガチャ、と車から降りてきたおばさん
春美「あの……？」
「初めまして。由加子の伯母の
…………。
え
だって…ママには親戚はいないって…
「藤子「由加子にお線香上げさせてもらえるかしら」
春美「え？あ…どーぞ」
チーーン…
お線香をあげるおばさん
私と拓也はチラッと目を見合わせた
ママの言葉が、頭に出てきたから
まだ、実が赤ちゃんの頃…
“パパにもママにも、兄弟や親戚がいないの。だから、もしもの時は3人で力を合わせなきゃダメよ”
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ときな - わかります！赤ちゃんと僕 は神作ですよね！ (2020年5月21日 21時) (
レス) id: 5a5ed3b2d6 (このIDを非表示/違反報告)
ムスカリ#(プロフ) - 赤ちゃんと僕は私も大好きなんですけど、特に昭広が好きで、この作品をお気に入り登録しました！とても面白いと思ったので、更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年4月13日 14時) (レス) id: 562931235a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年4月9日 23時
