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玉館「どーして僕が君にそんなことをする必要があるんだ〜!?」
ゴン「理由は分かってんぜ。お前は俺の才能を妬んでるんだ、ダンスの才能をな!!」
玉館「ダっ、ダンス〜〜？」
ゴン「この俺のクネクネダンスに、嫉妬を」
3人「するわけないでしょ」
クネクネと踊り出すゴンちゃん
「きひひひ」
『？』
外から何か声が聞こえる
なんだろう、と思って覗いてみたら
藤井「ん？愛菜」
『藤井君、？』
日影「…」
ランドセルの肩紐を片方だけ肩にかけた藤井君と、顔を赤くしている日影君がいた
『何、日影君に何かしたの？』
藤井「するわけねーだろっ」
『ええー』
藤井「おい、信じてねーな」
『そんなことないよ』
教室に入っていく藤井君にそう返して私も教室に入る
拓也「愛菜〜」
『？』
拓也「このシャープペンシル、持って行くって言ってたのに、なんで忘れてるの？」
『あっ』
藤井君からもらった青のシャープペンシル
持って行こうと思って、机に置いたまんまだった
『ありがと〜』
拓也「うん」
丁寧に受け取り、筆箱の中にしまう
日影「……」
体育
松本「えーと、今日はバスケットをしますので、名簿順にチームを作ってください」
女子は女子、男子は男子でのバスケット
ゴン「拓也、チーム別になったなあ」
拓也「うん」
日影君は藤井君のチームなんだ
大丈夫かなあ…
ピッ
男子「よろしくお願いしまーす」
試合が始まると、女の子たちの悲鳴が響く
全ては藤井君に向けてだ
私は女の子たちに混じって応援する
藤井君はゴンちゃんからボールを奪い取る
そのたびに悲鳴が響く
なんでもこなす藤井君は、本当にすごいと思う
「見て見て」
「ゴンの奴、ドリブル下手だわ」
ゴン「うるへーー」
びたんびたん、とゴンちゃんが進んでいく
藤井「よっ」
ゴン「うおっ」
『わあっ…』
綺麗にボールを奪った藤井君
カッコいい…
ん？
カッコいいって…？
藤井「!!」
『？』
藤井「(ﾆｯ」
『!!』
こっちに向かって笑いかけてきた藤井君
それを見た女の子たちは、きゃああああ！と叫ぶ
藤井君はそれをお構いなく、日影君にボールをパスした
日影「え!?あ……」
何もできない日影君は、すぐにボールを奪われる
すると、女の子達は日影君に怒る
「バカーー、何やってんのよー!!」
「藤井君からもらったボールをーっ」
女の子達の応援、怖いなあ…
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ときな - わかります！赤ちゃんと僕 は神作ですよね！ (2020年5月21日 21時) (
レス) id: 5a5ed3b2d6 (このIDを非表示/違反報告)
ムスカリ#(プロフ) - 赤ちゃんと僕は私も大好きなんですけど、特に昭広が好きで、この作品をお気に入り登録しました！とても面白いと思ったので、更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年4月13日 14時) (レス) id: 562931235a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年4月9日 23時
