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春美「それに比べて、愛菜は大変だなあ」
拓也「？」
春美「この家で唯一の女の子だろ？
実にとっては、ママに近い存在なんだろうなあ」
確かに…
実は僕についてくることは多いけど、愛菜にはずっと甘えただ
春美「拓也も、愛菜に対してちょっとはママだと思うときもあるんじゃないか？」
拓也「……」
言われてみたら…そうだ
ママとそっくりな愛菜は、時々ママだと思わされてしまう
拓也「…うん」
愛菜はママに本当にそっくりだ
カチャカチャン
眠っている3人を置いて、僕とパパは夕飯の支度を始める
拓也「パパー、魚がひっくり返せなーい」
春美「あーいいよ、パパがやる」
茶の間・NOside
その声に起きた実は、クンクンと匂いを嗅いだ
と、その時くちゅん、と小さなくしゃみが聞こえ、隣を見る
実「ちゃっぷいーの」
隣で眠る太一に、掛け布団をかけ直す
実「ねんねー、ころりー、おころーろりー」
ポンポンと、寝かしつける実であった
愛菜side
“……愛菜”
『う…っん？』
拓也「あ、起きた」
『たく、や？』
拓也「ご飯できたよ」
『ご、はん？』
眠たい目をこすりながら起き上がると、魚の焼けるいい匂い
魚？ご飯
『あっ、夕飯の支度っ』
拓也「僕とパパでやったから、終わってるよ」
『えぇっ、ごめんねー』
拓也「実と太一の面倒見てたんだもん。疲れてるのは仕方ないよ」
『小さい子2人だと、疲れが2倍だなんて』
拓也「お疲れ様」
成一「ほい、これはお土産ね」
拓也「わーい、ケーキだあ。デザートに食べよー」
成一「ここの美味しんだよー。特にこのイチゴムース」
成一さんが箱の中のイチゴムースを指差す
智子「太一、泣かなかった？」
拓也「え？全然泣かなかったけど」
全くと言っていいかもしれない
実「あう？」
智子さんはじーーっと実を見たあと、頬っぺたをツンツンしたり、引っ張ったりした
実「ふにーー」
うわーーん、と私と拓也の元に抱きついてくる実
智子「反応が素敵。成一君っ、普通の子供の反応はこうよ!!」
成一「んなこと俺に言われても困るよ」
春美「子供には個人差があるわけだしさ」
ウーロン茶とコップを持ってきてくれたパパ
春美「…なんだ？帰らないのか？」
成一「このケーキ、俺たちの分も数に入ってんの。お茶に呼んでよお」
春美「普通、土産に自分たちの分入れるか？」
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ときな - わかります！赤ちゃんと僕 は神作ですよね！ (2020年5月21日 21時) (
レス) id: 5a5ed3b2d6 (このIDを非表示/違反報告)
ムスカリ#(プロフ) - 赤ちゃんと僕は私も大好きなんですけど、特に昭広が好きで、この作品をお気に入り登録しました！とても面白いと思ったので、更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年4月13日 14時) (レス) id: 562931235a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年4月9日 23時
