13話 エースの時間 ページ25
ー翌日ー
「あ、暁〜」
『？…澤村さん』
「すまん、これ菅原に渡してくれないか？
俺今から部活のことで先生に呼び出されてるから」
『あ、はい』
「3年の廊下にいると思うから」
今日の部活のメニューと柔軟どうしようか悩んでたら澤村さんが部活のプリントを手渡してきた
俺の分もあるんだ…
『えと、菅原さんのクラスは…』
3年4組だった気がする…
『あ…』
3年3組に入っていく見慣れた先輩の影
菅原さんだ
『菅原さ…』
俺が声をかける暇もなく中に入ってしまった菅原さん
くそ、ミスったな…これ話終わるまで待ってなきゃいけないやつかな
3組の中を覗いてみると、ある1人の男子生徒の前に立ち何か話している
苦い顔をしてる菅原さんに対して、相手はヘラヘラと笑って「すまん」と言っている
「やっぱお前先行けよっ」
「はぁ!? お前がエース見たいって言い出したんだろ!!」
「だって3年の教室なんて恐くて入れない」
『日向と影山…？』
「「え？」」
『お前ら、何してるの？』
「暁〜!!」
入り口付近に現れた2人は俺を見つけるや否やすぐに駆け寄ってきて、「旭さん呼んでくれ！」と言ってきた
え、旭さん？
「待てよ、旭！」
「「“旭”!?」」
「え、なに？」
俺の脇を通って行った菅原さんと話していた男子生徒が俺たちを振り返る
ピャッと日向が俺と影山の影に隠れる
「お前らこんなとこで何してんの」
『あ、菅原さん。これ、澤村さんが渡してくれって』
「え？あ、サンキュー」
『いえ…』
プリントも渡したし、俺も教室に戻ろうかな…
そう思って歩き出そうとすると、袖を掴んできたのは日向だった
「い、いくなよ、暁ぃ」
『って…言われても…』
完全に弱腰の日向にそう言われて、俺はどうしようか悩んでいると旭と呼ばれた人は、様子を伺うようにこちらを見てきた
「この前入った1年の日向と影山と暁」
「おお！1年かあ」
「「ちわっス」」
「おース」
『こんにちは』
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マッカチン(プロフ) - 夢主くん、声が似てるのは…………中の人が同じだからだよ（ﾒﾀｧ） (2022年5月28日 13時) (
レス) @page21 id: 51f6b24a5c (このIDを非表示/違反報告)
ヨサミ(プロフ) - 音駒って東京都立… (2022年4月17日 22時) (レス) @page48 id: 3c225dc68d (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - いつも楽しく見ています。訂正箇所があります。14ー3の最初の文1セットの終わりならマッチポイントではなく、セットポイントでは？ (2021年5月26日 15時) (レス) id: 14b5ee2857 (このIDを非表示/違反報告)
Sasa(プロフ) - この作品がすごく好きです！これからも更新頑張ってください!! (2021年3月22日 3時) (レス) id: 30aaea40ee (このIDを非表示/違反報告)
江華。 - 烏野の偏差値が大体60で、青葉城西が大体80くらいなので、椚が丘は大体90くらいだと思います。 (2021年3月4日 18時) (レス) id: e84559c347 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2021年2月21日 17時
