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「けど、月宵のレシーブあんなに上達してるとはな」
「暁くん、中学の時よく休み時間バレーしてましたよ？」
「えっ、月宵と同じ中学だったの？」
「はい。東京の」
「へー…月宵、どうだった？中学時代」
「すごく優しかったし、大人しかったですよ？
一度、バレーの練習をクラスのみんなで見にいったんですけど、すごく必死にボールを追いかけてました
東京の友達に教えてもらったって言ってたし、レシーブの強豪の練習にも入れてもらったって」
「へぇ」
「あいつ、人見知りだから仲良くなれなかったでしょ！」
けらけらっと笑う及川さんに、私は「そんなことないですよ？」と言った
「クラスで決めたこととか、率先してくれたり、学校行事とかもよく手伝ってくれましたから」
「お、俺の知ってる月宵じゃない！」
「…まあ、あいつは女子の頼み事は断れないからな。性格上」
「あ、わかります。私、一度暁くんとケーキバイキング行ったんですけど」
「月宵が!?」
「暁くん、嫌な顔ひとつせずに一緒に行ってくれましたよ？」
「月宵って…」
「そこまでするようになったのか」
暁side
掃除を軽く済ませて片付けも始める
体育倉庫の中に、真っ二つに折れたモップがあった
『なんでこんなのあるんだ…？』
尖ってるし、ひっかけたら怪我するよな…
『…俺、こういうの得意じゃないけどな…』
「どうした、暁」
『あ、菅原さん…このモップって直しますか？』
「えっ…」
『え？』
「直せる、のか？」
『まあ、尖ってるとこ削ってしたりすれば…俺の友達に建築の勉強してる奴いるんで…アドバイスもらって直せますけど…』
「あー…じゃあ、頼むよ」
『なるべく早めに直しますね』
「うん」
…ん、ちょっと待てよ…？
いや、持って帰らなくていいよな…部活終わった後とか、始まる前に直せば良いし、俺練習あんま参加できないし
．
．
坂ノ下商店に入り、中華まんがもう売り切れていることに少しがっかりした後、何かないか物色した
『あっ…バナナ煮オレ』
「暁、それ買うのか？」
『…飲みますか？結構いけますよ？』
「いや、遠慮しとく」
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マッカチン(プロフ) - 夢主くん、声が似てるのは…………中の人が同じだからだよ（ﾒﾀｧ） (2022年5月28日 13時) (
レス) @page21 id: 51f6b24a5c (このIDを非表示/違反報告)
ヨサミ(プロフ) - 音駒って東京都立… (2022年4月17日 22時) (レス) @page48 id: 3c225dc68d (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - いつも楽しく見ています。訂正箇所があります。14ー3の最初の文1セットの終わりならマッチポイントではなく、セットポイントでは？ (2021年5月26日 15時) (レス) id: 14b5ee2857 (このIDを非表示/違反報告)
Sasa(プロフ) - この作品がすごく好きです！これからも更新頑張ってください!! (2021年3月22日 3時) (レス) id: 30aaea40ee (このIDを非表示/違反報告)
江華。 - 烏野の偏差値が大体60で、青葉城西が大体80くらいなので、椚が丘は大体90くらいだと思います。 (2021年3月4日 18時) (レス) id: e84559c347 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2021年2月21日 17時
