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「青子ちゃんだぁ!!」

『及川さん。お久しぶりですね』

「久しぶり〜って!烏野の制服!?」

『あぁ、烏野ですね』

「なんで!? 絶対青葉城西の制服が似合うのに!」

『いや、汚れ(返り血)が目立つので』

「青子ちゃん、ルビ、ルビ見えてる」









青葉城西、この人ここだったんだ…
ふーん、青葉城西…ねぇ



スマホを取り出し、「青葉城西」と打ち込むと進学校だと書かれている
まじかよ









『え、この人が!?』

「何がかな?」

『…律、私よりもバカっぽい人っているんだね』

《肯定も否定もできません》

「え、ん?」

『及川さんって、頭いいんですか?
というか進学校通うほどの頭あるんですか』

「失礼だよね、青子ちゃんっ。俺だってちゃんと勉強してるからね?」

『国立とどっちが頭いいですか?』

「そりゃ国立でしょ!」

(勝った)









進学校といえど、やはり雄英のような国立には負けるんだ
それだけでこの人に勝てた気がする
身長で負けてる時点で勝ち目はそれぐらいだろうから









「青子ちゃんはなんでここに?」

『あぁ、友達が青葉城西が気になるって言うんで』

「友達?青子ちゃんだけじゃない?」

『あぁ、友達っていうのは…この子で』

《初めまして!律と申します!よろしくお願いします!》

「は?」

『でも、施設とか綺麗なのかな』

《データベースにアクセスして内部マップを入手しました!ご覧になられますか?》

『おぉ…!』

「ちょ、ちょっ、待って!?」

『?』

「ちょ、え、友達って…スマホの中の子!?」

『あ、はい。人工知能です』

「はあ!!?」









イケメンの顔が笑えるほどに崩れている
両肩を掴まれ、「マジで?」と真剣な顔で否定してほしいという瞳を向けてくる及川さんに、一刀両断するように『はい』と頷いた









「………人工知能とお友達って、お友達いないの?」

『人並みには友達いるんですけど、失礼ですよそれ』









痛い子だねー。と笑っている及川さんにどう痛めつけてやろうか考えていると、及川さんの後頭部に大きなスクバがぶつかった









「いった!? 岩ちゃん、何すんの!?」

「他校の女子に絡んでんじゃねぇよ!!!」

「いいじゃん!可愛いでしょ、この子!」

『……………プレゼント・マイク』

《声紋鑑定の結果、99.87%です》

『…うぅん…嬉しいやら、悲しいやら』

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名無し9570号(プロフ) - この作品だいすきです!ずっと待ってます!! (2023年2月6日 16時) (レス) id: d2b97e0d27 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2021年2月11日 18時

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