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『なんですか？』
「あのね。悠仁が死んだっていうのを野薔薇と恵には伝えないでほしいの」
『え、どうしてですか？』
無一郎くんと無邪気に話し込んでいる虎杖くんを一瞥したあと、五条さんに振り返れば彼はニコニコとした顔からスッと顔つきを変えた
「また狙われる前に悠仁に最低限の力をつける時間が欲しいんだ
記録上、悠仁は死んだままにするんだ」
『では、虎杖くんを匿うんですか？』
「いや、交流会までには復学させるよ」
(交流会…？)
「まあ、若人から青春を取り上げるなんて許されていないってことさ、何人たりともね」
『…わかりました』
「うん、ありがとう」
了承した後、「恵たちに会っておいで」と背中を押された
無一郎くんは五条さんが送ってくれるらしく、ここでお別れだ
「…神瞑、無理しないでね？」
『うん、無一郎くんもね』
「うん」
2人がいると言われている場所へ小走りで向かえば、石階段の上に座っている
『伏黒くん、釘崎さん』
「！」
「神瞑!!」
私を見つけるや否や、2人は立ち上がってこちらに駆け寄ってきた
抱きついてきた釘崎さんを抱き止めると、「大丈夫なの？」と心配した顔を向けてきた
『大丈夫』
「そう…。ねぇ、神瞑」
『？』
「アンタ…仲間が死ぬのは初めて？」
『……………“今は”、初めてだよ』
「…そう…」
『…明日生きて帰れるかわからない時代だったから、悔いのないように生きていたけど…
私はあの時代では、生き残ってしまったから…』
「そんなこと…！」
『…お館様まで、自らの命を投げ打ってまで鬼舞辻を殺そうとしたのに…私は、恥ずかしくも残ってしまったから』
すごく、嫌だった
できることなら、私もあの戦いで命を落とすまで戦い続ければよかった
でも、私はみんなに守られて最後まで生き残ってしまった
『ごめんね、しんみりしちゃって』
「全然…！」
「気にしなくていい」
『ありがとう…』
眉を下げて微笑めば、「なんだ、いつにも増して辛気臭いな、恵」と後ろから声をかけられた
「お通夜かよ」
「禪院先輩」
「私を苗字で呼ぶんじゃ」
「真希、真希!!
まじで死んでるんですよ、昨日!! 1年坊が1人!!」
「おかか!!」
「は・や・く・言・え・や」
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sou(プロフ) - むいくんにも煉獄さんにもあえて嬉しい♡♡ (2022年2月4日 9時) (
レス) @page29 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - 7-10で悲鳴嶼さんがいませんよ？ (2021年3月13日 22時) (レス) id: efbfb3634d (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - 6-2なんですけど無限城が無惨城になってますよ (2021年2月19日 7時) (レス) id: 56a3767e45 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 2月11日追記への意見ですが、個人的には青子ちゃんというキャラに一切魅力を感じないので見たいとは思わないですね…。粗野や乱暴やご都合主義が過ぎていて少し不快になることもあるので…。個人的には新しいヒロインちゃんに期待です…。 (2021年2月17日 15時) (レス) id: 80796327ac (このIDを非表示/違反報告)
やみ(プロフ) - 初めまして！このお話大好きで、ワクワクしながら楽しく読ませて頂いてます！また読みに来ます☆ (2021年2月12日 11時) (レス) id: d92e26f623 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2021年1月25日 20時
