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『……………。ふう』
息を吐き、今の非通知からの連絡は嘘だと願い画面を見れば驚きのあまり声が出ない
非通知からの連絡がどんどん増えていく
怖いな…これ完全にブロック案件じゃない？
「何してんの？」
『あ、カルマ』
「非通知？え、ストーカー？」
『いや、そうじゃないんだけど』
「んじゃ、出ちゃえばいいじゃん」
『あ、ちょっと』
画面の「通話」のボタンを押してしまったカルマはその場から立ち去る
残ったのは、電話がつながってしまったスマホと私だけ
仕方なく耳に当てて『陽伊羅銀です』と伝えると《お前さっきからなんなんだよ》と五条さんが怒っている声で聞いてきた
『五条さんこそなんなんですか？』
逆に聞き返してみると、《なんで俺からの電話とらねんだよ》と言われる
まず質問に答えてほしい
《おーい、五条〜。女の子いじめてんのか？》
《うっせぇな!! ちょっと黙ってろ、硝子!!》
(…………女性の名前？)
五条悟
ルックス良
性格難ありだが、ルックスでカバー
硝子という女性
彼女の可能性大
その2人が今一緒
イコール
(デート中)
《おい、聞いてんのかよ。おい！》
『あ、すみません。もう時間なんで切りますね』
《は？時間ってなに…》
『全校集会です』
《は!?》
五条さんは、《そんなとこ行くな！》と怒鳴ってきた
《お前、狙われてるんだぞ!! 京都校のジジイとか！上の連中とかに！》
『京都校…？というか、五条さん。今女性といるならそっちの方優先したらどうですか？』
《はあ？》
『私みたいな中学生より、大人の女性の相手した方がいいと思います。子ども欲しいなら』
《てめェ以外と作る気は》
「麗音、急がないと遅れるぞ」
『あ、うん。じゃ、切りますね』
《あ、おい、こら、陽伊羅銀!!》
ブチリと切り、スマホの電源を落としてポケットにしまい杉野の後を追いかける
さっき、陽伊羅銀って言われた
さっきの人のこと、名前で呼ぶのに私のこと、苗字で呼んだ
チクンと胸が痛んだ気がした
あくまでも気がしただけだから別に気にすることない
忘れても大丈夫だ
私はその考えを頭の中から放り出し、そのまま本校舎へと足を向けた
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夜空 - スゴく面白かったです！続編も見ます！！ (2021年6月5日 23時) (
レス) id: 587626ec74 (このIDを非表示/違反報告)
雫 - 私的にこの作品は今まで見てきた中で一番なので自信を持ってください！ (2021年4月28日 22時) (レス) id: d391eac599 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 私はこの作品が大好きです。 (2021年4月15日 18時) (レス) id: 9677d4e8b3 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - たらペンさん» 設定やシリーズの最後に追加設定も書いたりしてるのでそこでわかるかと思います…！ (2021年2月27日 11時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
たらペン - 夢主ちゃんじゃありませんでした！ホントにすみません！！ (2021年2月26日 22時) (レス) id: 94ca73ecd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2021年1月17日 12時
