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「ん、眠いか？」
『ん…』
「着くまで寝てろよ。お前の“個性”、一応は体力勝負だろ？」
『頭がクリアだったら特になんの問題もない…
ただ最近、丑三つまで起きてるから眠い』
「睡眠不足はお肌の天敵よ」
『おー…』
大きな口であくびをして、『悪い、寝る』と窓側の方に顔を預けた
首を痛めるとか別にいいし、後で治せばいい話だしな
2、3時間ほど経った後、すっかりと頭がクリアになってきたと肌で感じてきたとき、「着いたぞー」と優しく揺らしてきた悠仁の声と共に目を開けると、どこかの施設の前に着いていた
どこやここは
『ふわぁっ…ここは〜？』
「今から行く任務先だ」
『なるへそ〜』
車から降りてバッキバキの体を動かすと、骨が異常なほどバキバキ鳴る
それはもう、折れるほどバキバキ鳴る
「我々の“窓”が呪胎を確認したのが3時間ほど前
避難誘導9割の時点で現場の判断により、施設を閉鎖
「受刑在院者第二宿舎」
5名の在院者がら現在もそこに呪胎と共に取り残されており、呪胎が変態を遂げるタイプの場合、特級に相当する呪霊に成ると予想されます」
(まず、窓とは。社会の窓か？)
ここでクエスチョン
窓とは？
回答はこちらだ
術師ではないが、呪いを視認できる高専関係者
ふむふむ、窓って社会の窓じゃなかったんだね
男性が社会的に恥をかくような…
そして、クエスチョン
『はーい、伊地知さん』
「なんですか、夜神月さん」
『特級って、なに？』
「へ？」
「うんうん。まだイマイチわかってねぇんだけど」
悠仁、ナイスプレイ
グッドだよ、グッド。ナイス
「バカにもわかるように」
『おいこら、誰がバカだ』
「ご覧の通りです」
渡された紙には、こう書かれている
まず、下から階級が振り分けられてあり、4級、3級、2級、準2級、1級、準1級、特級と階級が分けられている
ふむふむ、なるほど
4級は木製バットで余裕で倒せる
え、弱すぎの雑魚キャラじゃん
3級は拳銃があればまあ安心
待って。4級から3級への安心度が変わりすぎでしょ
2級、準2級は散弾銃でギリ
もはやそれはギリではない。逃げろだ
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員脚 - 個性が呪力、個性自体が術式ではないでしょうか。 (2021年1月3日 10時) (
レス) id: 62588b34f4 (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - 29ページの12−4、「暇だ暇だ」ってなってます。「暇で暇で」じゃないでしょうか…？ (2020年12月30日 11時) (レス) id: d530fc9998 (このIDを非表示/違反報告)
ちか - 一気に読みました。クッソ面白かったです！これからも更新頑張ってください。 (2020年12月29日 18時) (レス) id: df476bf304 (このIDを非表示/違反報告)
環希(プロフ) - いつも読ませていただいております。11-13なのですが、暮らしそうだなではなく、嬉しそうだなだと思います！毎回とても神作品で楽しみにさせていただいてます。これからも頑張ってください！ (2020年12月29日 1時) (レス) id: 33d5659616 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年12月27日 23時
