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11話 特級の時間 ページ9

ピピピピ……………




ピピピピピピピピ………………







ピピピピピピピピピピピピッ…









ガシャァァァン









『…あ"?』









拳で叩き割ったのは目覚まし時計
モソリと起き上がり、パサリと落ちた布団からゆっくりと降りる









「青子〜おはよー」

『ん"ーーーーーー』

「うわ、相変わらず低血圧」









めぐみんと起こしにきた悠仁
外で「早くしなさいよねー」と釘崎ちゃんが急かす声を出している




カーテンを開け放った悠仁
容赦ないな、お前









「ほら、制服とコスチューム用意してるんだろ
さっさと着替えちまえよ」

「つーか、虎杖が起こしてるのか?」

「うん。青子、すっげぇ朝は弱くってさ
呼びに来ないと起きないんだよ」

「へぇ…」









んーー。と、伸ばした手に「ほら」と服を渡してくれた悠仁『ん』と答えてモソリと着替える
悠仁は慣れていて、めぐみんは「いや、おい!」とすぐに背を向けてくる









パサリと着替え、インナーとタイツを履いた後、短パンを履いた









「うわでか!腰細!」

「だよな!モデルよりも綺麗だしさ!」









覗いてきた釘崎ちゃんは、「何食ったらそんな細いんだよ」とマジマジと見てくる
恥ずかしいやん









上の超体育着を着た後、悠仁と似たような制服を着た
少し大きめの制服は、すっぽりとコスチュームが着れるタイプ








下はスカート
しかもこれまた丈が短い。なるほど、そう言うご趣味ですか先生









『…………で、今日はなに』

「任務」

「補助監督の人来てるから早くいくぞ」

『ん"ーーー…眠い』









ふああっ、と大きなあくびをしながら長い廊下を歩いていき、高専の外まで来ると「初めまして」とこれまたやつれたような人がいた









「呪術高専、補助監督の伊地知と申します」

「よろしくお願いします!」

『お願いしまーす』









車に乗り込み、めぐみんが前、悠仁を真ん中にして私と釘崎ちゃんが両側の外側に乗り込む




移り変わる景色と、平和である街中を見るのは気分が良かった

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員脚 - 個性が呪力、個性自体が術式ではないでしょうか。 (2021年1月3日 10時) (レス) id: 62588b34f4 (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - 29ページの12−4、「暇だ暇だ」ってなってます。「暇で暇で」じゃないでしょうか…? (2020年12月30日 11時) (レス) id: d530fc9998 (このIDを非表示/違反報告)
ちか - 一気に読みました。クッソ面白かったです!これからも更新頑張ってください。 (2020年12月29日 18時) (レス) id: df476bf304 (このIDを非表示/違反報告)
環希(プロフ) - いつも読ませていただいております。11-13なのですが、暮らしそうだなではなく、嬉しそうだなだと思います!毎回とても神作品で楽しみにさせていただいてます。これからも頑張ってください! (2020年12月29日 1時) (レス) id: 33d5659616 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2020年12月27日 23時

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