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『うるさいよ、尚哉兄さん』

《うう…だっでぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!》

《尚哉、うるさいぞ。気持ち悪い》

《ひどいな!?》

『隼人兄さん、尚哉兄さんうるさいんだけど』

《すまない…。それより、青子怪我はないか?ちゃんとご飯食べてるか?》

『母親か』









相変わらず好青年な兄さんに突っ込んでしまったが、そういう人たちだから仕方ないよね
ご存知の通り、私の兄は4人いる





1番上は天城兄さん、2番目が隼人兄さん、3番目が尚哉兄さん


4番目が士郎兄さんだ


4人でひとチーム、「ファンシーズ」を結成している









《無理のない程度ならいいんだけど…大丈夫だと信じてるぞ》

『わかってる。それより、アイツら元気にしてる?
連絡取れなくてさ』

《ああ、彼らならちゃんと自分たちの仕事をこなしてくれているよ。ナインの件もあったけど、なんとかしてくれてる》

『よかった〜。あの時は助かったからさ。ちゃんと礼は弾まないとね』

《ああ、そっちに関してはちゃんとしておくよ》

『お願いしまーす』

《あとは何かあるか?》

『あと……』









ああ、そうだ
アレを言っておこう









『“ライジング”、“バーニング”』

2人《!!!》

『座れ』









威圧のある声をスピーカーにしてやり、きっと素直に座った2人を思い浮かべながら『言いたいことが山ほどあるが手短にする』と言う









『本土の被害状況、どうしてもっと最小限にしなかった?』

2人《…すみません》

『すぎたことを言っていても仕方ない…
彼らのこともあるからな。だが、次はないと思え』

2人《…はい》









高圧的な言葉を述べ、電話を切る
うーん…お灸はどれぐらい据えればいいのだろうか









「青子、今の人たちは?」

『兄です。兄もヒーローなんですけど、最近起きた事件で街が全壊しそうになったのを食い止めるのが遅くて…少し説教を』

「全壊ってどれぐらい?」

『街全部が焼け野原になるぐらい』

「マジ?」

『マジ。まあ、他の仲間がなんとかしてくれたんだけど、ヒーローが駆けつけるの遅くなってどうするんだっていう説教ね』

「うーん、怖い」

『それより、さっきの呪霊はいいんですか?』

「んー?
まあ、あのレベルの呪霊が徒党を組んでるのは楽しくなってくるねぇ」

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員脚 - 個性が呪力、個性自体が術式ではないでしょうか。 (2021年1月3日 10時) (レス) id: 62588b34f4 (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - 29ページの12−4、「暇だ暇だ」ってなってます。「暇で暇で」じゃないでしょうか…? (2020年12月30日 11時) (レス) id: d530fc9998 (このIDを非表示/違反報告)
ちか - 一気に読みました。クッソ面白かったです!これからも更新頑張ってください。 (2020年12月29日 18時) (レス) id: df476bf304 (このIDを非表示/違反報告)
環希(プロフ) - いつも読ませていただいております。11-13なのですが、暮らしそうだなではなく、嬉しそうだなだと思います!毎回とても神作品で楽しみにさせていただいてます。これからも頑張ってください! (2020年12月29日 1時) (レス) id: 33d5659616 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2020年12月27日 23時

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