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14-3 ページ43

青子は『久しぶりに楽しめそうだ』と、目を見開いた
瞳孔が開いて青い瞳が冷たく暗く染まっている

呪霊を追いかける様にその場を飛び出した青子は、ものすごい速さで呪霊に追いついた








逃げて体勢を整えようとする呪霊の横腹を蹴り付け、また勢いに乗って転がっていく呪霊を空へと蹴り上げる




そしてそれを追いかけて地面に叩き潰す様に転がしていく。その時の顔なんてもう鬼の様に笑ってた









青子から逃げ出した呪霊は呪力のこもった攻撃を仕掛けていたけど、そこに青子はいない




青い瞳を光らせて呪霊の背後に回った青子は、大きく回し蹴りをして大きなため池に呪霊を吹っ飛ばした






木の枝にふんわりと体重を考えさせないほどゆっくりと乗った青子は、『雑魚敵よりも弱い』と笑った









「あっ、ちょうどいいか」









青子を連れて僕はあるところへ向かった




ー数秒後ー









「ごめんごめん、待った?」

「どこ!? ねぇここどこ!?」

「そいつは…」

「見学の虎杖悠仁くんです」

「富士山!! 頭富士山!!」

『既視感はそれか』









青子side









先生に連れられて高専に戻り、悠仁がいる地下へと向かうと、悠仁は映画に見入っていた



しかも、ずっとあの呪骸は眠っている





すごい…緑谷よりも飲み込みが早い









『悠仁』

「ひょー!? 青子!? 五条先生!?」









話しかけても、呪骸が起きない。問題なし









「用事は!?」









早めに出力あげても問題なしだね









「出かけるよ、悠仁」

「えぇ!?」

「課外授業。呪術戦の頂点、「領域展開」について、教えてあげる」

『領域…』

「展開?」









ー10秒後ー









さっきのため池に戻ってくると、悠仁は全く知らない場所に驚いていた









「先生、俺10秒くらい前まで高専にいたよね」

「んー、トんだの」

(この人説明する気ないな)









わかる。人はめんどくさい時、そう言う返しをする
先生、めんどくさがるな。説明して









「なんだそのガキは、盾か?」

「盾?違う違う。言ったでしょ、見学だって
今、この子達に色々教えてる最中でね。ま、キミは気にせず戦ってよ」

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員脚 - 個性が呪力、個性自体が術式ではないでしょうか。 (2021年1月3日 10時) (レス) id: 62588b34f4 (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - 29ページの12−4、「暇だ暇だ」ってなってます。「暇で暇で」じゃないでしょうか…? (2020年12月30日 11時) (レス) id: d530fc9998 (このIDを非表示/違反報告)
ちか - 一気に読みました。クッソ面白かったです!これからも更新頑張ってください。 (2020年12月29日 18時) (レス) id: df476bf304 (このIDを非表示/違反報告)
環希(プロフ) - いつも読ませていただいております。11-13なのですが、暮らしそうだなではなく、嬉しそうだなだと思います!毎回とても神作品で楽しみにさせていただいてます。これからも頑張ってください! (2020年12月29日 1時) (レス) id: 33d5659616 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2020年12月27日 23時

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