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“デクって“個性”がないんだって”
“えー”
“ムコセーっていうんだって”
“ダッセー”
デクがいっちゃん、すごくない
何もできねぇクソデクだった…
大丈夫だったんだ！
なんともなかったんだ！
“大丈夫？立てる？”
丸太から落ちた俺を…デクは手を差し伸ばしやがった
“頭打ったら、大変だよ！”
俺をそんな顔で見てんじゃねぇ！
“カツキは、なんでイズクにそうやって言うんだ？”
うるせぇ
“私、頑張ってるイズクが1番ヒーローしてほしいなァ”
うるせぇ
“カツキも、イズクにそんなこと言わずに仲良くすればいいのに”
アンジュになんか、わかるわけねぇ
“カツキ。てめェ、人をそうやって見下すのやめろよ
オレもアンジュも、そんな奴嫌いだ”
エースになんか、わかるわけねぇ
“キミが、救けを求める顔してた”
俺の方が上だ!!!
アンジュside
モニターでカツキがイズクを探し回っていると、カツキはイズクを見つけた
右腕をあげて、イズクに向ける
ま、まさか…
『オールマイト!!! アレ、やめさせて!!!
イズクが死んじゃいます!!!』
「爆豪少年、ストップだ。殺す気か」
「当たんなきゃ死なねぇよ！」
ﾄﾞｵｫｫｫｵﾝ
『イズク!!!』
煙に巻かれる建物内
カメラは煙しか映し出していない
『イズク…そんな』
「アンジュ、今のなんだよ!!」
眠っていたエースも起きてしまうほどの爆発音
事情を説明すれば、エースは目を見開いた
カツキの“個性”は「爆破」
掌の汗腺から、ニトロのような汗を出して爆発させる
溜まれば溜まるほど…その威力は増していく
「おい、オールマイト！アレ、止めた方がいい！
カツキのヤツ、イズクを殺す気だぞ!!?」
エースの訴えに「いや…」と首を振るオールマイト
止める気配もなく、カツキに次もしまたさっきの爆発を起こせば、負け確定とした
先生としても止めるべきだと思うのに、オールマイトは続行させた
イズクがまた背負い投げをしようとしたけど、目くらましを仕掛け背後を取ったカツキ
「目眩しを兼ねた爆破で軌道変更、そして即座にもう一回…
考えるタイプには見えねぇが、意外と繊細だな…」
「慣性を殺しつつ、有効打を加えるには左右の爆発力を微調整しなきゃなりませんしね…」
そう、カツキの“個性”はある意味コントロールも調整も難しい
それを、考えて考えて、試行錯誤を繰り返してきたカツキだからこそ、こうやって強く戦えるんだ
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サッカーバカ(プロフ) - 充希さん» そうかもしれません！！！！確認して直します！！！ご指摘ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！！！！ (2019年3月13日 12時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
充希 - 対人戦でのかっちゃんの番号はＢじゃなくてＤだったと思います。間違えてたら、すみません！更新頑張って下さい！ (2019年3月13日 11時) (レス) id: 1c94acc086 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年2月4日 23時
