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イズクのそんな姿がムカつくカツキ
小型無線でカツキとペアのイイダと話していると、オールマイトが言う
確保テープで相手に巻きつけた時点で、「捕えた」ことになる
制限時間は15分
「核」の場所は「ヒーロー」には、知らされていない
ヒーロー側が圧倒的不利な状況
これを乗り越えていかなきゃ、ヒーローはできない
カツキはイズクに襲いかかる
確保テープを相澤先生のように使ったイズク
カツキが焦ってまたいつもの癖の右の大振りを繰り出す
それをイズクは読んでいて、寸前に避けた
「すげぇなあいつ!! “個性”使わずに渡り合ってるぞ」
「入試3位と！」
入試1位は私とエースだからね
イズクは元々とっさの判断には優れていた
イズクが小さい頃から何年にも渡って書き溜めて書き溜めて…今に染み込ませたあのオタク知識が、今
オールマイトという、憧れの存在に背中を押されたことによって
報われているんだ
カツキは自分の思うように、ことが進まないことにイラつき始めていた
カツキは自尊心の塊
肥大化が過ぎる
でも、そんな自尊心の塊のカツキは幼い頃からなんでも頑張ってきたはず
だから、自分は「やればなんでもできる」と考えている
『この訓練…酷いことになりそう』
そんな私の考えは、奇しくも当たってしまう
爆豪side
“だから…行くんだ!!”
“頑張れって感じのデクだ!!”
“カツキになんと言われようと、私もエースもイズクも、ヒーローになるから”
石っコロが…!!
“出久！おめー本当に何も出来ねぇな”
ガキの頃からそうだった
何をするにもデクは何もできなかった
アンジュもエースも、教えて少しすればなんでもできた
できねぇデクとは大違いだった
“出久って、デクって読めるんだぜ!!”
“かっちゃん、すげー字読めるの!?”
“読めねーの？”
“んで、デクってのは、何も出来ねー奴のことなんだぜ!!”
“やめてよぉ”
“かっちゃん、すげー頭やベー！”
何で知らねーの？
“すげぇ、かっちゃん何回跳ねた!?”
“7だぜ！”
“デクは!?”
“0回…”
なんでできねーの？
“おぉ〜〜、こりゃまたすごい“個性”だなぁ！”
“ヒーロー向きの派手な“個性”ね！勝己くん！”
あ、そっか
俺がすげーんだ
みんな俺よりすごくない！
ただの石っコロだ！
何もできねぇ
何も！
何も!!!
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サッカーバカ(プロフ) - 充希さん» そうかもしれません！！！！確認して直します！！！ご指摘ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！！！！ (2019年3月13日 12時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
充希 - 対人戦でのかっちゃんの番号はＢじゃなくてＤだったと思います。間違えてたら、すみません！更新頑張って下さい！ (2019年3月13日 11時) (レス) id: 1c94acc086 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年2月4日 23時
