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『じゃ、エース。落ちたら許さないからね』
「ああ！アンジュもな！」
ガシッ！とお互いの手を取り合い、健闘を称えた
私は動きやすい服装に着替えた
もちろん、麦わら帽子も被ってる
これを被っていると、近くにルフィがいる気がして、少し安心する
ホント、ブラコンね
ヒュンヒュン、と会場の前で鉄パイプを回しながらスタートを待つ
手に馴染んだこの鉄パイプは、私の相棒同然
10年…世話になりっぱなしの鉄パイプと、また頂点を目指す…!!!
《ハイ、スタートー！》
『！』
スタートの声がすると、一気に動き出してしまう体は、やっぱり昔のことを忘れていなかった
私だけが走り出し、後ろにいる他の受験生はざわついて混乱している
《どうしたぁ!?
実戦じゃカウントなんざねぇんだよ!!
走れ走れぇ!! 賽は投げられてんぞ!!?》
プレゼント・マイクのそんな声を聞きながら、私は鉄パイプを持ちながら走っていく
『！』
《標的捕捉!! ブッ殺す!!》
そんな物騒な言葉を話すのは、1ポイントの仮想敵だ
『たぁ！』
ｶﾞｼｬｧﾝ
これぐらいの大きなロボット、全然平気！
だって、これの何倍もの動物たちと日々戦ってきたんだから！
レイリーに修行を頼んだ時も、猛獣たちと戦った
『たぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
どんどんポイントを稼いでいく
まだ“個性”は使ってないけどね
だって、こんなのに“個性”を使ってたら、終わりが見えない
“個性”と言っているけど、身体能力の１つじゃない
私とエースの場合、ここの世界とは違うんだ
と、大きな音がした
『……!!?』
こ、これが、0ポイントの仮想敵!!?
『お、大きい……!?』
私が戦ってきた動物や猛獣たちの比じゃない
“仏のセンゴク”と呼ばれた海軍の元帥だったセンゴクよりも、大きい
そんな0ポイントの仮想敵は、街を破壊していく
あんなの、どうしたらいいのかわからない
0っていうぐらいなんだ、壊しても意味がないしメリットもない
「痛っ！」
『！』
0ポイントの仮想敵の近くに、倒れている女の子がいる
『大丈夫!!?』
「あ、うん…それより逃げないと」
『……大丈夫』
壊したって問題ないんなら、壊せばいい
越えるべき壁が、目の前にあるんなら、越えなきゃいけない
『ジッとしてて!!! 動くと危ないから!!!』
足に力を込め、飛び上がると両腕に“個性”を纏わせる
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サッカーバカ(プロフ) - 充希さん» そうかもしれません！！！！確認して直します！！！ご指摘ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！！！！ (2019年3月13日 12時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
充希 - 対人戦でのかっちゃんの番号はＢじゃなくてＤだったと思います。間違えてたら、すみません！更新頑張って下さい！ (2019年3月13日 11時) (レス) id: 1c94acc086 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年2月4日 23時
