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ー回想ー
『えっ、イズク“無個性”なの…？』
「うん…」
小学校の頃、公園でイズクと一緒に遊んでいた時だ
イズクが自分には“個性”が宿っていないと教えてくれた
「それでお母さんがね、僕が“個性”を持ってないのに謝るんだよ
「ごめんねぇ、ごめんねぇ出久」って…」
ギィ…とブランコが揺れる
「僕、あの時欲しかった言葉は謝罪の言葉じゃなかったんだ」
『？』
眉を落として悲しそうにするイズク
「僕、言って欲しかったんだ」
ー回想後ー
「キミもそうだったんだろう!?」
「……うん…」
オールマイトに諭されて、頷いたイズク
“言って欲しかったって、何？”
“僕は…”
「キミはヒーローになれる」
“僕はヒーローになれるって…”
「
誰かに言って欲しかった言葉を、No.1のヒーローに言ってもらえたイズクの心は…私とエースには計り知れなかった
だけど、嬉しい以外に何があるのだろうか
「キミなら私の“力”を、受け継ぐに値する!!」
「へ？」
泣いているイズクが、顔を上げた
「なんて顔しているんだ!?
「提案」だよ!! 本番はここからさ、いいかい少年…」
HAHAHA、と笑うオールマイト
笑い方、独特だ
「私の“力”を、キミが受け取ってみないかという話さ!!」
『血ィ!!?』
ドバッと血を吐いたオールマイト
夜道でされると、めちゃくちゃ怖いやつだ
(チカラヲ…？何を言ってるんだ？オールマイト…)
「私の“個性”の話だ、少年」
「？」
イズクの頭にハテナが浮かぶ
「写真週刊誌には幾度も“怪力”だの“ブースト”だの書かれ、インタビューでは常に爆笑ジョークで茶を濁してきた
“平和の象徴”オールマイトは、ナチュラルボーンヒーローでなければならないからね
私の“個性”は、聖火の如く引き継がれてきたものなんだ」
「『話の内容がぶっ飛んでる!!!』」
私とエースが同時に突っ込んだ
「引き、継がれてきた…もの!?」
「そう。そして次はキミの番だということさ」
「『いや、わけわからん』」
ツッコミ不在だったら、誰が突っ込んでたの？
「アンジュ…オレは頭が痛くなってきたぞ」
『ちょっと黙ってて』
ｶﾞﾝｯ！
「グホッ…！」
エースの頭に1発、覇気を纏った拳で殴りつけた
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サッカーバカ(プロフ) - 充希さん» そうかもしれません！！！！確認して直します！！！ご指摘ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！！！！ (2019年3月13日 12時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
充希 - 対人戦でのかっちゃんの番号はＢじゃなくてＤだったと思います。間違えてたら、すみません！更新頑張って下さい！ (2019年3月13日 11時) (レス) id: 1c94acc086 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年2月4日 23時
