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「アンジュ!!! 一気に引っ張れ！」
『うん！』
イズクとカツキの腕を引っ張って、外に出す
だけど
「もう、お前でいい」
『えっ…』
「アンジュ!!!」
私がドロドロに取り込まれた
『〜〜っ…!!?』
口元を覆われ、息ができなくなる
水に変えたら？
ダメ、逆に取り込まれる
「アンジュ!!!」
エース…！
私、どうしたらいい!!?
ｶﾞｼｯ
『！』
「キミを諭しておいて…己が実践しないなんて!!!
プロはいつだって命懸け!!!!!!
DETROIT SMASH」
私の腕を掴んだ人は、たった一発の拳でドロドロを吹き飛ばした
すごい風圧に、私は飛ばされそうになるけど男の人が私の手を掴んでいたから吹き飛ぶことはなかった
「……雨？」
「まさか今の風圧で…!? 上昇気流が…」
「おいおいおいおいおい」
「右手一本で天気が変わっちまった!!!
すげええぇぇ、これが…オールマイト!!!」
オール、マイト？
意識が朦朧としつつも、ゆっくりと体を起こす
「アンジュ!!!」
『エース…』
「怪我は!?」
『大丈夫。ないよ』
「そうか。よかった…」
この後、散ったドロドロはヒーロー達に回収された
無事、警察に引き取られたらしい
私とエース、イズクはヒーロー達にものすごく怒られ、逆にカツキは賞賛された
ドロドロに抵抗したから、そんな理由で
『やっぱり…どこの世の中も腐ってる』
「アンジュ？」
説教を受けながら、ボソッと呟いた
『イズクがいなかったら、カツキは今頃ドロドロに取り込まれてたし、エースがドロドロを吹き飛ばしてなかったら私もイズクも死んでた
指をくわえて見てたあなた達が、怒るなんて…意味がわからない！』
「……っ」
図星をつかれたヒーロー達は、目をそらした
『イズク、エース。帰ろ』
「え、あ」
『ここにいたって、意味がない。だったら帰ろ。
ホラ、立って。イズク、送ってくから』
「あ、ちょっ!?」
『どうも、お世話様でした!!!(ﾍﾞｰ』
ヒーロー達にべーっと舌を出して、歩いていく
『何なのさ!! イズクや私達がいなかったら、カツキが死んでたかもしれないのにさ!!』
「仕方ねェよ。危険なことをしたのは変わりねェし」
『危険を冒してまでしなきゃ、カツキは死んでたの！
危険ぐらい冒すわよ！』
「アンジュちゃん…」
この世も、向こうと同じ…
「デク!!! アンジュ!!! エース!!!」
『！』
「カツキ？」
カバンを肩に引っ掛けて追いかけてきたカツキがいた
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サッカーバカ(プロフ) - 充希さん» そうかもしれません！！！！確認して直します！！！ご指摘ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！！！！ (2019年3月13日 12時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
充希 - 対人戦でのかっちゃんの番号はＢじゃなくてＤだったと思います。間違えてたら、すみません！更新頑張って下さい！ (2019年3月13日 11時) (レス) id: 1c94acc086 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年2月4日 23時
