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「つっかれたァ」
『部活入ってないから、頑張って勉強しないとね』
「なんでオレ達、こんなことしなきゃいけねェんだよ…」
『仕方ないでしょ？
ヒーローになるためなんだから』
「オレはヒーローを目指してねェぞ!?」
『文句言わないの！』
中学1年生になったのはいいけど、最近カツキに絡まれることが多くなった
小学校の頃は、私達の後を追いかけ回していた
まるでルフィみたいに
でも今は真逆
「おい」
「『カツキ』」
私達の前に割り込んでくる
「なんで今日の小テスト、ヘマしたんだよ」
「別に…お前が考えてるようなヘマじゃねェだろ」
『人間、誰しも間違いは起こるよ』
私達の頭はすでに中学生の勉強ができるレベルになっている
といっても、エースは卒業レベル
私は高校生レベルぐらいにまで登った
エレキに感謝しないとなァ…
「お前らが、間違いをするとは思えねぇ」
真っ直ぐに威圧するような目つき
「どういうことだよ」
「別にどうもこうもしてねェよ」
『エース、早く帰って夕飯の支度しないと』
「お」
これ以上カツキに絡まれると、また言い合いに発展しそうなので腕を引っ張る
「チッ！」
グルンッと回れ右をしたカツキは、ガニ股で家に帰る
『ミツキさん…どんな育て方したのかな』
「知るか」
『一歩間違えてたら、エースもアレだったかも……』
「オレとカツキをおんなじレベルで見るんじゃねェよ!!!」
ギャーギャー言うエースを放ったらかしにして家に向かう
「アンジュ、晩メシなんだ？」
『白米のみ』
「……」
『この世の終わりみたいな顔だよ？』
悪ふざけをすれば、エースは本気でびっくりしたらしい
『ん？』
「どうかしたか？」
『いや…なんか視線を…気のせいかな？』
「気のせいだろ。それより早く帰ろうぜ」
『ハイハイ』
私はこの時、わからなかった
この後、大きな事件に巻き込まれるのを
でもそれはまだまだ先の話
ーーー
ーー
ー
『エース！早くしないと、遅刻だよー！エース、出席日数ヤバイんでしょー』
「ヤベェヤベェ！」
ドタバタと階段を駆け下りてくる
『先に行くよー？』
「オウ！」
ドアを開けて一歩足を踏み出す
『んー!! 2年が経ったんだ』
中学最高学年、行きます！
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サッカーバカ(プロフ) - 充希さん» そうかもしれません！！！！確認して直します！！！ご指摘ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！！！！ (2019年3月13日 12時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
充希 - 対人戦でのかっちゃんの番号はＢじゃなくてＤだったと思います。間違えてたら、すみません！更新頑張って下さい！ (2019年3月13日 11時) (レス) id: 1c94acc086 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年2月4日 23時
