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25-3 ページ20

「違うよ!! 反対できなかったのはそんなんじゃなくて、僕はただ…倉賀野さんが肝試し楽しみにしてるみたいだったから…」









優しい…



苦手なのに我慢して…









「それなら尚更協力してやんなきゃ…」

『(ヒヤッ
うひゃっ!?』

「…なに、理央」

『今、首のとこ触った?』

「触ってないよ?」









冷たいのが一瞬当たったと思ったんだけど…気のせい?









「あれ?窓のところに…え?」

『ハルちゃん?』

「気のせいかな。いま、白い影みたいのが…」

「藤岡までやめてよ、何言って」

『ハルちゃん、冗談とかほんとにやめて』









コツン









カツンコツンコトン




コツンカツンコツン









「「………………」」









変な音が小さくそしてだんだん聞こえてくる









『…Aチームの肝試し班が回ってきたんじゃ…』

「いや…こっちに着く前に手前のポイントに待機してるBチーム連中から連絡くることになってるし」

「ルート通りなら下から上がってくるはずだから上から音するはずは」









ゴトン









ゴロゴロゴロゴロ









『ぎにゃ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!』









階段の上から頭蓋骨が落ちてくる









『に"ゃーーーーーーーーー!!!』

「あ、理央!!」









階段を猛スピードで駆け下りようとした時、ガクンっと階段を踏み外した









「理央!!」









パシッと支えられて、こけることはなかった









『か、馨君…』

「落ち着け!! アレはAチームの騙し打ち!!
肝試し班は大人しく驚かされてろっつの!!」









げしぃっと蹴り飛ばした途端、ゴンという音と「痛っ」という声が聞こえてきた









「うう…痛い…………
今度こそ実験が成功すると思ったのに…邪魔シタ…邪魔シタ…オマエラかーーー…!!」

((ぎゃーーーーーーー))









白衣を着て血みどろの男の人が階段から手を差し伸べてきた



恐怖のせいで委員長と猛ダッシュをする









『やだーーーーーーッ!!』

「理央!! 委員長!! どこ行く気だよ、落ち着い…」









ドンッと押されてどこかの部屋に入れ込まれた

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チョコモナ(プロフ) - このお話を読ませていただいて、とても素敵なお話でした!ずっと更新されてないみたいですけど、もう更新はしないのですか?その先の物語も読んでみたいです! (2021年9月1日 14時) (レス) id: f7473ba114 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2020年10月27日 0時

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