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ゾワリと背筋が震えた
それがなんなのか、わからなかった
「…おい、ラギー」
「ッス………」
「この背筋が凍るようなの…」
「………威圧するような空気、これは…」
「殺気」
アズール君の言葉に納得した
ヒンヤリと、重く冷たい空気
(恐ろしい…)
そう思ったのは、仕方のないことだろう
パンパン、という音と、草木が踏みつけられた音
木の枝がしなる音
それと同時に聞こえる
“楽しむ”声
「レオナ、さ…ん」
「……………」
「監督生君、確か…激しい運動とか、あんま…できなかった、ッスよね？」
「………あぁ」
「なのに、なんで………………なんであんなに、動けて」
浅野君が見せてくれた大画面には、ナイフと銃を手にして木の枝から木の枝へと飛び回っている
バウッという音がここからでも聞こえる
いつもの荒い息が、乱れていない
まるで、歩いているかのような息遣い
「監督生君…………………」
いつものホワホワとした瞳は、真剣な瞳をしていた
「はぁ…全然決着がつかないな…」
「そうなんスか？」
《はい！カルマさんと渚さんの実力は同等
心蘭さんと磯貝さんの実力も同等です！そして、渚さんと心蘭さんは…E組トップ圏内です》
「トップ、って？」
「………あいつ等は、人よりも濃い人生を歩んでるんです」
「？」
「…………教えてもらった大切なものを、最大限に活かす…それが、あいつ等のいたクラスです」
浅野君はその教室にいなかった
自分は外の人間だと目で語っていた
『ふな"〜〜〜〜〜〜〜〜!!!』
「！」
「草食動物…」
森に響き渡る大きな声、それは監督生君の声
どうやら、罠にかかったらしい
だけど
《心蘭さんは体力こそないけれども、体は柔らかいんです
だから…罠にかかっても…》
シュルンッと抜け出した監督生君
《すぐに抜け出してしまう》
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雪華 - 好きなポケモンは何ですか?私はイーブイとワンパチとユキメノコとヒトモシとピカチュウです。 (2020年10月7日 17時) (
レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2020年10月7日 17時) (レス) id: dba8a79b51 (このIDを非表示/違反報告)
音符(プロフ) - むっちゃ好きです！続き楽しみにしてます！！ (2020年9月26日 20時) (レス) id: 27532e9d38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年9月21日 0時
