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「悪い、な…監督生」
『ううん…』
同じクラスの子だったことがわかり、保健室でなんとか治療をしてもらい、歩けるぐらいまでには回復した彼は、どうやって借りたものを返そうか頭を悩ましていた
『一体、なにを借りたの？』
「えっと…………テスト対策、ノートを」
『ま、また…？』
「う、うん…。やっちゃいけないっていうのはわかってた
でも、あのノートでいい点差を取れるのはそうだったし……あ、ちゃんとポイント貯めてやったんだぜ!?
けど……………」
『そっか…………。じゃあ、次の小テストでいい点を取るために勉強しようよ!!』
「え？」
「(ﾌｯ」
彼はキョトンとして、「え、でも」と目を瞬かせた
『私、魔法薬学が苦手なの。君は？』
「俺は…魔法史」
『じゃあ、魔法史を教えるから魔法薬学を教えて!!』
「……うん！」
そのあと、アズール先輩のもとに向かい、2人で何度も頭を下げて次の小テストまで待ってもらうように頼み込んだ
アズール先輩は、「今回だけですからね」と大目に見てくれるのと同時に、次のラウンジのバイトについての提供をしてきた
それは、磯貝君が引き受けてくれた
そして、結果はなんとか良い点数を取り契約をなんとかパスできることが出来た
「監督生、ほんっとにありがとう」
『ううん。よかったね』
「まじでありがとう」
『これに懲りて、次は自力で勉強しようね』
「努力する」
ーお昼休みー
「で、無償で勉強を教えたのか？」
「まあ、それが心蘭だからいいけど」
「なんか奢って貰えばよかったじゃん」
『だって……困ってる人がいたら助けるのが普通でしょ？』
「ま、そうだよね」
『対価とか、お礼とかそんなのいらないの
私の力で、その人が笑顔になれるんならすごく嬉しいから』
ぱくんっとビーフシチューを食べると、「相変わらずのお人好しだねぇ」と、カルマは煮オレを飲みながらそう言った
「それにしても、赤羽の喧嘩は怖くないのに…フロイド先輩の喧嘩は怖いって、どういうことだ？」
『だって』
「「？」」
『だってカルマはカルマだもん』
「答えになってないが？」
『カルマはフロイド先輩みたいに、執拗にしないよ』
「うーん…」
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雪華 - 好きなポケモンは何ですか?私はイーブイとワンパチとユキメノコとヒトモシとピカチュウです。 (2020年10月7日 17時) (
レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2020年10月7日 17時) (レス) id: dba8a79b51 (このIDを非表示/違反報告)
音符(プロフ) - むっちゃ好きです！続き楽しみにしてます！！ (2020年9月26日 20時) (レス) id: 27532e9d38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年9月21日 0時
