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猛烈な高音にさらされた機体は、ひときわ大きな流れ星のごとく輝いていた
満月を超える明るさで周囲の雲を照らしたかと思うと、光の束が分かれて光の粒となり、やがて消滅した
本体の部品は溶けてバラバラになり、燃え尽きたのだ
すると、光の束が消えた虚空のすぐ下に、別の光跡が横切っていくのが見えた
それは本体から分離され、高音のプラズマに包まれたカプセルだった
黒田『…高度30,000メートルを通過した
ああ、…わかった』
小さく頷いた黒田が眉を寄せて険しい表情を浮かべる
黒田『ぬかるなよ』
安室「了解！」
警視庁の屋上ヘリポートでスマホを切った安室は、フゥ…と息をついた
コナン「安室さん、これでタイミング取れる？」
コナンはドローンのカメラ映像を表示したスマホを渡した
安室「ああ」
受け取った安室がコナンと音風を見て目を細めると、2人は前を向いたまま頷いた
光彦『カプセルに近づきます！』
コナンと音風が手にした探偵バッジから光彦の声が聞こえてきて
2人(頼んだぜ、オメーら/みんな)
心の中で呟いた2人は、夜空を見上げた
光彦こコントローラの液晶モニターには、正方形のカーソルが二つ表示されていた
二つのカーソルを合わせようと光彦はスティックを上下左右に小刻みに動かした
カーソルが一致すると形と色が変わるのだが、すぐにずれてしまう
警視庁の屋上ヘリポートでは、安室が両手に二台のスマホを持っていた
左手に持つ新一のスマホは、光彦のコントローラと同じ画面になっていて、右端にゲージが表示されていた
ゲージの両端にある二つの点が徐々に中央へ近づいていく
安室は右手に持つスマホに番号を打ち込んだ
そして電話ボタンに親指を近づける
ピピピピ…
新一のスマホと光彦のコントローラから、アラームが鳴り響いた
『来た…』
音風が小さく呟けば、ゲージの二つの点が中央にどんどん近づいていく
元太『行けーー!!』
元太が叫ぶと同時に、二つのカーソルがピッタリと重なった
安室は素早くスマホの通話ボタンをタップした
ドローンが抱えているプラスチック爆弾に取り付けられた携帯電話が鳴った
呼び出し音を鳴らす装置に電流が走り、爆弾の回路が作動する
ドオオォォォン!!
カプセルは、爆発の勢いに乗り警視庁とは違う方向へと向かった
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サッカーバカ(プロフ) - チーズたまごさん» ありがとうございます！ゆっくり更新ですが、よろしくお願いします！ (2019年3月16日 19時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
チーズたまご - いっつも楽しく読んでます！ゼロの執行人大好きなので続き楽しみです！更新待ってます！ (2019年3月16日 15時) (レス) id: 798822fad1 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 麗さん» 本当ですか！？沢山の方にお気に入りにしてもらって嬉しい限りです！！ (2018年12月17日 21時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
麗 - 暗殺教室、名探偵コナンともに私好きなお話なのでとても続きが楽しみです！ (2018年12月17日 10時) (レス) id: 8656a872ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2018年12月5日 23時
