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29話 公安お得意の違法作業 ページ46

エッジ・オブ・オーシャン


カルマ「わぁ…」

渚「すごい…」

バスから降りたE組は目の前にそびえ立つカジノタワーを見上げた

茅野「高い…」

その高さにあっけにとられていると、「渚」と片岡が声をかけた

片岡「降谷さん、連絡きた?」

渚「あー…まだなんだ
既読にならないし、電話をしても出てくれなくて」

前原「なーにやってんだよ、アイツ」

渚が心配そうに言う横で、前原が呆れながら言う

岡野「月風っち、たまにそう言うのあるよね」

中村「ホント、大人になったらほうれんそうできなさそう」

烏間「みんな、こっちだ」

E組は烏間に誘導され、カジノタワーの中へ向かった


警視庁


日下部「羽場!どこだ!?」

警視庁の屋上ヘリポートに駆け上がった日下部は、周囲を見回した
しかし、羽場の姿はどこにも見当たらない

日下部「…どう言うことだ!?」

肩で息をしながら立ち止まると、背後から足音が聞こえた
コナンたちが追いかけてきたのだ

安室「彼はここにはいない」

安室の言葉に日下部は耳を疑った

日下部「だ…だが、携帯では確かに」

安室「あなたが見ていたのは、合成映像だ」

日下部「なっ…!?」

日下部は目を丸くした

『ドローンで撮影した映像を使って、あたかも警視庁のヘリポートにいるように合成したんです
彼は今、安全な場所にいます』

羽場は阿笠博士の家にいた
子供達がドローンを警視庁の上空へ飛ばし、阿笠博士はリビングに設置したブルーバックの上に羽場を立たせて撮影した

その二つの映像を灰原がパソコンで合成したのだ

日下部「…そうか」

日下部はホッと息をついた
羽場がここにいないと知って安心したようだが、問題はまだ解決していない

コナンは「安室さん」と声をかけた

コナン「軌道修正できてないとしたら、落下位置はやっぱり…」

安室「ああ。4メートルを超えるカプセルが、秒速10キロ以上のスピードで、ここに落ちてくる」

安室は巨大なカプセルが警視庁に直撃するのを想像して、眉根を寄せた

いくら周囲が避難しているとはいえ、その被害は計り知れない

コナン「安室さんなら、今すぐ爆薬を手に入れられる?」

安室「耐熱カプセルを破壊するつもりか…」

コナンは「いや」と首を横に振った

コナン「太平洋まで軌道を変えられる爆薬だよ」

安室「!!」

安室は驚いてコナンを見た

安室「なんて事考えるんだ」

『他に方法が?』

音風に返された安室は、すぐにズボンのポケットからスマホを取り出して電話をかけた

安室「風見。至急動いてくれ
……ああ、公安お得意の違法作業だ」

30話 公安警察からの許可→←28-2



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サッカーバカ(プロフ) - チーズたまごさん» ありがとうございます!ゆっくり更新ですが、よろしくお願いします! (2019年3月16日 19時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
チーズたまご - いっつも楽しく読んでます!ゼロの執行人大好きなので続き楽しみです!更新待ってます! (2019年3月16日 15時) (レス) id: 798822fad1 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 麗さん» 本当ですか!?沢山の方にお気に入りにしてもらって嬉しい限りです!! (2018年12月17日 21時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
- 暗殺教室、名探偵コナンともに私好きなお話なのでとても続きが楽しみです! (2018年12月17日 10時) (レス) id: 8656a872ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年12月5日 23時

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