検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:85,209 hit

25-2 ページ39

安室「そのために『協力者』になってほしい」

安室は左手でハンドルを握ったまま、右手のジャケットのポケットを探り、潰れた盗聴発信機を見せた

安室「こんな凄いものを開発する博士に」

コナン「何するの!?」

『協力者にするのは構いませんが、降谷さんの考えを聞かないと…』

博士を危険な目に遭わせてしまうのでは、と思った音風が横を見て言う

コナンが尋ね、音風も尋ねる
安室は意味深にニヤリと微笑んだ

安室「死んだ人間を、よみがえらせるのさ!」


旧校舎


茅野「え?避難?」

烏間「ああ、今から君達にはエッジ・オブ・オーシャンに避難してもらう!
はくちょうの落下地点が警視庁とわかった以上、ここも避難区域に入っているんだ」

カルマ「ここからエッジ・オブ・オーシャンまで30分…
ギリギリなんじゃないの?」

烏間「なので、防衛省が用意したバスに乗ってもらう
急ぐんだ!」

烏間の声で生徒たちはカバンを持ち、急いで教室を出て坂道を下った
バスに乗り込み、エッジ・オブ・オーシャンへ向かう

茅野「どうしたの、渚?」

渚「うん。降矢さんに、避難すること教えておこうと思って」

渚は、スマホから個人ラインに避難の内容を細かく送った

コナンと安室、音風は警視庁の近くまで来ていた

路肩のあちこちに停まっている大型人員輸送車には続々と人が乗り込み、その周りには何台もの車が乗り捨てられている

コナンはスケボーをスライドさせて止まると、ある建物に向かって走り出した

安室も車を停めて走り出す

音風はバイクを乗り捨て、ヘルメットを放り投げてコナンとともに走り出していた

建物からはスーツ姿の人々が流れてて来て、3人は人並みに逆らうようにロビーへ入った

スマホを切った安室と音風が前を走るコナンに告げる

安室「NAZUはコードを送り続けているが、やはり探査機にアクセスできないようだ!」

『コナン君、早くコードを聞き出さないと…!』

コナン「わかってる!」

3人は走りながらすれ違う人々を確認した

すると、押し寄せる人波の中に見覚えのある人物がいた

誰もが一目散に出入り口へ走る中、1人だけスマホを見ながら歩いている

コナンは立ち止まった

その人物とすれ違う瞬間、腕を伸ばしてスーツの袖を掴む

持っていたスマホがカシャーンと音を立てて床に落ちた

安室は落ちたスマホを拾うと、その画面をコナンたちに向けた

真っ黒な画面に数字とアルファベットが羅列し、その中央には大きく『ERROR』の文字がある

26話 テロの犯人さん→←25話 死んだ人間をよみがえらせる



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
150人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

サッカーバカ(プロフ) - チーズたまごさん» ありがとうございます!ゆっくり更新ですが、よろしくお願いします! (2019年3月16日 19時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
チーズたまご - いっつも楽しく読んでます!ゼロの執行人大好きなので続き楽しみです!更新待ってます! (2019年3月16日 15時) (レス) id: 798822fad1 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 麗さん» 本当ですか!?沢山の方にお気に入りにしてもらって嬉しい限りです!! (2018年12月17日 21時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
- 暗殺教室、名探偵コナンともに私好きなお話なのでとても続きが楽しみです! (2018年12月17日 10時) (レス) id: 8656a872ff (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年12月5日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。