24話 宇宙からとは ページ37
よけられない、そう思った瞬間、落下する乗用車がスローモーションのようにゆっくりと迫って見えた
ズガアァァァァン!!
轟音と共に、2人の前に割り込んできたRX-7が乗用車と激突した
「『安室/降谷さんっ!!』」
高架下でひっくり返って煙をあげる乗用車のそばで、車体の右前部が潰れたRX-7が停まっていた
バックして2人の方に向く
安室「行けっ!!」
安室はひび割れたフロントガラスを拳で砕きながら叫んだ
力強く頷いた2人が通りに出てスケボーとバイクで疾走すると、フロントガラスを叩き落とした安室も車を走らせた
その頃、旧校舎でパソコンを扱っていた烏間
すると、スマホがバイブした
画面には「非通知」となっていた
烏間「はい？」
『烏間先生!!』
烏間「？降矢さんか？」
『はい！あの、少し聞きたい事がありまして!!』
切羽詰まった声で音風が聞いてきた
前に座ってスイーツを食べていた殺せんせーも「にゅん？」と首を傾げた
烏間「何？大気圏突入までの時間？」
殺(月風さん…)
烏間とのやりとりを聞いていた殺せんせーは、何かあったと直感した
「『あと1時間弱!?』」
阿笠博士、烏間から〈はくちょう〉が大気圏に突入するまでの時間を聞いたコナンと音風は、思わず叫んだ
「『時間がねぇっ!!』」
トンネルの中でスケボーとバイクで走る2人の左側には、安室の車が並走していた
安室「コナン君、工藤、やはり犯人は…」
コナン「ああ！NAZUに不正アクセスして落とすつもりだ!!」
『だけど一体どこに落とすつもりなの!?』
2人にはわからなかった
ハンドルを握る安室は、クソッ、と歯噛みした
安室「まさか、
トンネルを抜けると、ビル群の合間に雲に覆われた夜空が広がっていた
その時、音風のスマホが鳴った
クラスの連絡網として登録したグループ電話だ
『はい、降矢ですが『月風ちゃん、今どこ？』か、茅野さん？』
インカムで応答すると茅野の明るい声が聞こえた
茅野『さっきから連絡してるのに、全然ライン見てないでしょ！』
『え？』
スマホを取り出しコナンにスマホを渡してグループラインのトーク画面を開いてもらうと、〈はくちょう〉の中継をクラスで見るから来ないかという誘いの内容が来ていた
茅野『で、今どこなの？』
『あー…ごめんなさい。今ちょっと運転中で…また掛け直すね』
茅野『あ、ちょっと！』
音風は強引にインカムを切ると、コナンからスマホを受け取った
コナン「友達か？」
『えぇ』
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サッカーバカ(プロフ) - チーズたまごさん» ありがとうございます！ゆっくり更新ですが、よろしくお願いします！ (2019年3月16日 19時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
チーズたまご - いっつも楽しく読んでます！ゼロの執行人大好きなので続き楽しみです！更新待ってます！ (2019年3月16日 15時) (レス) id: 798822fad1 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 麗さん» 本当ですか！？沢山の方にお気に入りにしてもらって嬉しい限りです！！ (2018年12月17日 21時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
麗 - 暗殺教室、名探偵コナンともに私好きなお話なのでとても続きが楽しみです！ (2018年12月17日 10時) (レス) id: 8656a872ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2018年12月5日 23時
