20-2 ページ23
殺「いやぁ…もう少し楽しみしたかったですが」
岡島をぶっ叩いた音風は渚と共に殺せんせーに歩み寄る
倉庫からつぎはぎの服を着た殺せんせー
殺「皆さんとの授業の方が楽しみですから。6時間目の小テストは手強いですよぉ」
渚「…あはは、まあ頑張るよ」
すると、倉庫からフラ…と何かが出て来た
((健康的でレトロな服にされている!!))
ふらついたイリーナが出て来ると『昭和』と言った
イリ「まさか…わずか1分であんな事されるなんて…肩と腰のコリをほぐされて、オイルと小顔とリンパのマッサージされて…早着替えさせられて…
…その上、まさか……触手とヌルヌルであんな事を…」
((どんな事だ!!?))
ぱた、と倒れたイリーナを見た渚と音風は「『殺せんせー』」と、殺せんせーに振り返った
「『何したの?』」
殺「さぁねぇ、大人には大人の手入れがありますから」
「『悪い大人の顔だ!!』」
殺「さ、教室に戻りますよ」
校舎内へと歩いていく殺せんせーと生徒達
その脇でイリーナを見ていた音風は、『ざまぁないね』とイリーナの目の前で膝を折った
『殺ると言っておきながら…殺れてないですね』
ニコッと笑って見せるとイリーナは「くっ…!」と歯噛みした
『悔しいなら…這い上がってみたらどうですか?
どんな事になっても食らいついていけば…自ずと見えて来ますよ』
サクッと地面にナイフを突き刺せばイリーナは「フン!」と起き上がり、音風に「何も知らないくせに!!」と怒った
イリ「アンタなんかに言われなくても、殺るに決まってるでしょ!!」
ハチマキを取り、ズカズカと歩いていく
イリーナを見送った音風は、その姿を見送った
ーーーーー
ーーー
ー
6時間目の小テストも終え、放課後になり早々と音風は学校を出た
服を着替えバイクにまたがりヘルメットをかぶると、米花町へと向かう
途中、雨が降り出し新宿の方に向かった
『ったく…英理さんの事務所に向かうってのに、コレだぜ』
ヘルメットを着用したままタオルで服を拭いていると、「姉ちゃん?」と声をかけられた
『コナン君』
コナン「なんでここに…」
『とりあえず、捜査を再開しようと思ってね』
コナンはそうか…と言い大型家電量販店の前に立ち、ビルに設置された街頭大型ビジョンを見上げていた
道路は大渋滞を起こしていて、あちこちのビルからは黒煙が上がっている
150人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サッカーバカ(プロフ) - チーズたまごさん» ありがとうございます!ゆっくり更新ですが、よろしくお願いします! (2019年3月16日 19時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
チーズたまご - いっつも楽しく読んでます!ゼロの執行人大好きなので続き楽しみです!更新待ってます! (2019年3月16日 15時) (レス) id: 798822fad1 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 麗さん» 本当ですか!?沢山の方にお気に入りにしてもらって嬉しい限りです!! (2018年12月17日 21時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
麗 - 暗殺教室、名探偵コナンともに私好きなお話なのでとても続きが楽しみです! (2018年12月17日 10時) (レス) id: 8656a872ff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年12月5日 23時