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カルマ「大丈夫なの？」
『うん…』
カチャン、と箸を置くと音風は『おじさまは』と呟いた
カルマ「？」
『おじさまは、あんなのできるわけがない…誰かに仕組まれたとしか思えないわ。
パソコン音痴な人が、あんな事…できるわけがないもの』
カルマ「もしかして、毛利小五郎さんと知り合いなの？」
『小さい頃からね…』
カルマ「月風ちゃん…」
『おじさまの無実を晴らすには、どうにかして犯人を捜し出して、犯行の手口を見つけ出さないといけないけど…
(今は警察庁に行けないし、かといって勝手にハッキングして足が辿られればアウト…
降谷さんのスマホに盗聴アプリを入れれば、秒でばれちゃうし、風見さんにも、盗聴……)
!!!』
音風はハッとすると、弁当を片付け始めた
カルマ「月風ちゃん？」
『ごめん、急用を思い出したから、早退するね!!』
ガタガタッと急いでカバンを掴み、音風は教室を出た
それを見ていた一同はなんだなんだと音風を見送った
『(降谷さんに盗聴器を仕掛けるなんて馬鹿な真似出来ないけど、風見さんなら引っかかりやすいかも!!)』
失礼な考えを持ちながら、家に戻りスーツに着替えるとコナン達がいる妃法律事務所へと向かった
『おばさま!!』
英理「あら、音風ちゃん」
「え？音風？」
『…………へ？』
ドアを開け、なだれ込むように入った音風は、机の前に立つ眼鏡の女性を見た
『あ、えーっと…』
英理「あ、大丈夫よ」
出て行こうかと迷っていると英理が入ってくるように言う
英理「彼女は橘鏡子先生で、あの人の弁護をしてくれるの」
橘「橘鏡子です。よろしくお願いします」
『あ、工藤音風です』
慌てて頭を下げると「工藤って」と橘が目を丸くさせた
橘「あの名探偵の？」
『あ、はい。と言っても、名探偵って言われても…私そこまで立派な立場じゃ』
謙遜する音風の後ろに「あれ、音風さん？」と声が聞こえた
『白鳥刑事？』
白鳥「あなた、どうしてここに？」
『今回のサミットの担当を外されまして…で、白鳥刑事は何を？』
白鳥「あ、ああ」
白鳥は妃の机の方まで歩いた
白鳥「今回の爆破事件、地検公安部の日下部検事が担当する事になりました」
白鳥がデスクについていた英理に報告すると、そばにいた鏡子は「あら大変」と他人事のように言った
英理がハァ……と頬杖をつく
英理「公安事件の弁護をすることが少ない私でも、名前は知ってる」
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サッカーバカ(プロフ) - チーズたまごさん» ありがとうございます！ゆっくり更新ですが、よろしくお願いします！ (2019年3月16日 19時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
チーズたまご - いっつも楽しく読んでます！ゼロの執行人大好きなので続き楽しみです！更新待ってます！ (2019年3月16日 15時) (レス) id: 798822fad1 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 麗さん» 本当ですか！？沢山の方にお気に入りにしてもらって嬉しい限りです！！ (2018年12月17日 21時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
麗 - 暗殺教室、名探偵コナンともに私好きなお話なのでとても続きが楽しみです！ (2018年12月17日 10時) (レス) id: 8656a872ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2018年12月5日 23時
