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「誰にしてたわけ？」
『誰にって、野球部の子…杉野だけど』
「…あぁ、あいつね」
むすりとした顔がいつもの顔になり、小首を傾げていれば「ありがとう」と自分で巻き終え、テーピングを手渡してきた
そのままボールを持ってサーブやブロックの練習に行った月島を見て、疑問を頭の中でグルグルとさせていたけど、やっぱり解決することはできなかった
「あのメガネ君。透留ちゃんのこと」
「どうだろうな。ただ仲がいい奴に、虫がついたからっていうこともあるかもな。お前みたいに」
「岩ちゃんはなんでそうやって言うかな!?」
なんだったんだろう。などと思いながらノートへの記録を再開すると、ガシャン！と外から大きな音が聞こえてきた
「な、なんだ!?」
「水道の方です!!」
いち早く外に出て清水さんと谷地ちゃんのところへ向かうと、2人とも地面に尻餅をついて唖然と前を見ていた
『2人とも、大丈夫!?』
「あ、透留ちゃん…」
「だ、大丈夫…なんだけど………ヒッ!!」
『………？』
なにを見て恐怖したのか、わからなかったけど、彼女の視線の先を見ればすぐに分かった
『鷹岡…………………ッ!!』
こっちにきているとは聞いてたけど、こんなにも早く姿を現すとは思わなかった
谷地ちゃんと清水さんを乱暴だけど後ろに下がらせ、ガンを飛ばす田中さんと西谷さんに任せ、少しでも下がらせようと後ろ手でみんなを後ろに押した
「久しぶり、だなぁ……夏休みのホテル以来だ」
『はっ…………今更になって、なにしにきたわけ？
またみんなを苦しめにきた？
ここにはみんなはいない。お前のお目当ての渚は東京に』
「誰があのクソガキが目当てだって言った？」
『…………ッ!!』
「サ…サッキー」
『いいから下がって』
一歩前に出ようとする山口を強めに押し、スカートの中に忍ばせていた銃に手をかけようとしたとき、「待て待て」と鷹岡は狂った笑顔で見てくる
「俺はお前と殺し合いに来たわけじゃない。今日は、な…」
『…………………………』
「父ちゃんとしては、娘の成長がみてぇんだよ」
『はっ…思ってもないこと言って……成長が見たいんなら、去年のやり方はどうなるんだろうね』
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∞霧崎 七美∞(プロフ) - ニシノヤさんの漢字の変換が間違ってますよ！西野ではなく西谷です。 (2022年2月18日 0時) (
レス) @page29 id: 85ae7fe5a4 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 河川革皮さん» え、コメントありがとうございます！河川様の作品、月島くんの夢小説、いつも拝見させてもらっています！未熟者ですがよろしくお願いします (2020年8月18日 20時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
河川革皮(プロフ) - いつも作品見てます！ハイキューと暗殺教室のコラボ、いいですね！すごい文字の書き方も上手だし、面白いです！頑張ってください！！ (2020年8月13日 8時) (レス) id: 90a63fb1d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年8月12日 11時
