92話 オール・フォー・ワンの力 ページ2
ーその日の夜ー
「オ"ラ"どうした、びびってんのかゴラ」
「待ってって!! 待って、マジで出ないんだって」
『いやーーー………これぞ、幼馴染みって感じ』
「どこがだい!? やめーーーーー!! そういうんじゃないから、落ち着きなさイブハッ」
TDL、だっけ？アレ、なんていうんだっけ…？
あ、合ってたわ
合同訓練が終わったその日の夜、TDLで緑谷のあの不思議な黒い鞭についての実践が行われたのである
「ヤバくなりゃ、出るもんだろうが。こういうのは！」
『バァカか。これは出さないための練習
緑谷、どう？』
「…やっぱり、出ない。“気配”が“消えた”…」
『……………』
自室を一度壊したという緑谷に驚いたのは、今日の放課後だ
“先代の“個性”、ワン・フォー・オールそのものの成長…か”
“いっつもここで話してたんか”
“うん。かっちゃんも来ててびっくりした”
“こういうのには、来なさそうなのにねぇ”
出されたお茶を飲みながら「ふん」と言う爆豪かっちゃんにケラケラと笑ってやった
“爆豪少年も、夜神月少女も、秘密を共有する者としてね”
“オールマイトは知ってたんか。今回の事、黒い“個性”んこと”
“私も初めて目にした
スキンヘッドの継承者。…お師匠の前の継承者は黒髪の青年と聞いている
歴代継承者の“個性”が備わっていた事、恐らくお師匠も知らなかったハズ”
“じゃあ現状、てめーが初ってことだな、ゴミ
オイ何かキッカケらしーキッカケあったんか”
“ううん、全く…。ただ時は満ちたとだけ言ってた…
何か外的な因果関係があるのかも…”
“オール・フォー・ワンが関係してんじゃねぇのか？”
“……………………”
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シンア(プロフ) - 初めまして！！！92₋5あたりから出てきてる人たちってもしかしてツイステ・・・！！ (2022年4月6日 0時) (
レス) @page9 id: a3f48aea4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年7月12日 13時
