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そりゃやるわ。と無言でエントリーしていたのを聞いて、何度もガチでやっている爆豪かっちゃんのタイムは10秒
何十回と挑むも、5秒というタイムの壁は厚かった
「いや、もういい加減次に譲れよ」
「夜神月がやるんだぞ」
「うるせぇ!!」
「お姉ちゃん、できないの？」
『んー…。どうだろーねぇ』
少し残念そうにするエリちゃんを見た切島は、「もうやめとけって！」と慌てて爆豪かっちゃんを止めた
羽交い締めにされてガウガウ怒鳴っている爆豪かっちゃん
「夜神月、やれ」
『サンキュー』
「おい、コラ!!」
スタート位置に立ち、屈伸とストレッチを十分にして『夜神月青子、いっきまーす』といらない声かけをして合図を待つ
スタートの合図とともに駆け出し、障害物を超えて急角度の壁を登りボタンを押せば、あたりはワアアアッ！と声を上げた
『お？』
「すごい!!」
「お姉ちゃん、すごーーーーい!!!」
「オールマイトの記録、抜いちまった…!!」
「てめェ、クソ舐めプ女ァァァア!!!」
『エリちゃんの前で汚い言葉使うな、爆発さん太郎』
アトラクションから飛び降り、エリちゃんの前に立つと「お姉ちゃんすごいね！」とキラキラとした顔で見つめられた
『で、タイムは？』
「3秒」
『烏間さんなら1秒だろうなぁ』
あの人頭おかしいし。人類最強決定戦にあっさり優勝するってなんなの？
人間卒業してるよね
「青子さん、そろそろ…」
『言うと思った。エリちゃん、お姉ちゃんと緑谷、ちょっと行くとこあるから、センパイ達と一緒に回っててくれる？』
「…え、どこ行くの？」
『すぐに戻るよ。それまで、いい子にして待っててね』
くしゃりとキレイな髪の毛を撫でるとエリちゃんは、「うん」と小さく頷き私と緑谷はエリちゃんたちと別れて寮へ向かった
「冷蔵庫にリンゴ入れてたの？」
『その方が長持ちするんだよ、砂糖とソレ準備して』
「うん！」
調理場でせっせかと動いていると、アライアンスのドアが開いて入ってきたのは飯田たちだった
「あれっ、みんなどうしたの？」
『お前ら、何してんの？』
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サッカーバカ(プロフ) - うさぎさん» ありがとうございます！ゆっくりですが、よろしくお願いします (2020年6月20日 21時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - 続編おめでとうございます。今後も楽しみです。 (2020年6月20日 20時) (レス) id: 1ab5dd9ceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年6月20日 11時
