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動けないように全体重で抑え込み、1番痛いであろう場所に膝を入れる
『ラブラバ、ジェントル・クリミナル。抵抗しないでもう諦めて』
「………っ！」
『…………お前らのことは、調べがついてるよ。
ラブラバの過去も、ジェントル・クリミナルの過去も
それで笑おうなんて考えちゃいない
人それぞれの“個性”を、誰が笑えるっていうんだ
…酷だけど、警察に引き渡す。抵抗しないで』
コイツらのことを私は絶対に笑わない
辛かったんだ
ラブラバの過去も、ジェントルの過去も
誰も、誰も笑う権限なんてない
「愛してるわ」
「ありがとう、ラブラバ」
(…は？)
ググググと押し返されていく
「青子さ…」
『緑谷、いいから逃げ…』
グンッと押されてしまい、「悪いな少年少女」とジェントルは呟いた
「力ずくで解決するのは好みじゃないから…こういうところは、いつもカットしているんだ
しばらく眠っていてくれ」
避けた、のに…首筋に手刀を入れ込んでくる
「ごめんね、緑谷出久くん、夜神月青子ちゃん
必ず最後に愛は勝つのよ」
ﾄﾞｯ
．
．
．
「もっと…強くて…速い人…と、たくさん…戦ってきた…」
『何回…修羅場くぐり抜けて…きたと、思ってやがる…』
2人「まだ負けてないぞ」
緑谷のエアフォースと私の分解をジェントルは軽々と避けて見せた
(ありえんぞ、少年少女…!!)
「そんな…!!」
「頼むから」
もう、いいだろうが！
『止まってくれ!!』
「ジェントル、ごめんなさいごめんなさい!! 愛が、足りなかった!!」
「キミの想いが足りないなど、誰が証明できよう！」
飛びかかった途端にジェントルの空気膜で地面に叩きつけられた
「青子さん!!」
『っ…!!』
「サンドイッチは薄いほど、上品とされる食べ物である…幾重にも重なるのは好みじゃない
しかしそれでも成し遂げたい、中年の淡い夢だ」
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サッカーバカ(プロフ) - うさぎさん» ありがとうございます！ゆっくりですが、よろしくお願いします (2020年6月20日 21時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - 続編おめでとうございます。今後も楽しみです。 (2020年6月20日 20時) (レス) id: 1ab5dd9ceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年6月20日 11時
