元殺し屋はヒーローになる11 (ページ28)

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79話仮免講習ページ28

ー翌日ー

「相澤先生…昨日の今日で申し訳ねェな…」

「てめェと世間話する気はねェ！」

「おま……………」

「「！」」

《おせーーーーーーよ、バッボーーーイズ!!》

「プレゼント・マイクと…オールマイト」

「あ？てめぇ」

『おはよう、2人とも』

「青子!?」

コスチュームの入ったカバンを下げている2人に手を振ると、「もう大丈夫なのか？」と焦凍に聞かれて、首を横に振った

『今日は外出届を出してきたからね』

「今日から夜神月少女は、一緒に引率に付き添うことになってね」

「あぁ!?」

『相澤先生は昨日の事件がらみで、学校を空けることが多くなりそうなんだってさ』

どういうことだ。と聞かれ、プレゼント・マイクはすぐに答えた

《救出した子の“個性”に関して、彼の力がいるそうだ
んで!! 代理がオールマイト！俺はイレイザーに警護頼まれてなったってわけ！
夜神月は、ギャングオルカからの要請だ。夜神月、お前、あの人にコネでもあんのか？》

『んなわけないでしょ？』

連合の動きも考慮しての措置であることをオールマイトが伝える

“こっちも相当の痛手を負ったけど、黒霧を捕まえた”

“じゃあ、もう連合の首根っこを掴んだってこと？”

“いや、もう1人の方は無理だった。苦渋の決断だったよ”

“オール・フォー・ワンの直接の配下が潜ってた…
正直、黒霧逮捕とアレの取り逃しを天秤にかけて…どちらが傾くのか図りかねたよ…
あれは、歩く災害だった
すぐに増員して戻ったけど、遅かったよ…
現在も捜索は続いてる
進展があり次第、また知らせるよ”

「遅刻厳禁、さァバスにお乗り」

オールマイトの声でみんなが乗り込むと、「おい、舐めプ女」と爆豪かっちゃんが声をかけてきた

『ん？』

「…大丈夫なのかよ」

『…………』

心配してる顔ではないけど、少なからず何かしらは気にしているのだろう

『私も、前に進まないとね』

「…そーかよ」