探偵の姉はゼロです【詰め合わせ】 (ページ6)

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～小学生～-5 ページ6

緑川「なんでそう思ったんだい？」

『だって、お兄さん達の手って右手人差し指の第一関節と第二関節の間にタコができてるもん！それっていつも拳銃を使ってる証拠！
それに、お兄さん武道で柔道とかしてるでしょ」

「「！」」

『武道って言えば、空手や柔道や剣道とかだけど…第一関節と第二関節の間のタコができてるのを考えたら…拳銃を使ってる仕事って警察だけだよ！』

緑川「で、でも、それだけでどうして警察って」

『わかるよ！お兄さん達の肩でね！』

降谷「目？」

『お兄さん達、たまに拳銃をホルスターに入れてるでしょ？それに、肩に引っ掛けれるショルダーホルスターとかもあるから、それに、そのショルダーホルスターをつけてばっかりいるから自然と肩が上がっているのに気づいてない』

「「！」」

2人はすぐに肩に手を添えた

『ショルダーホルスターに拳銃、そしてタコと武道…前に蘭のお父さんに聞いたけど、そう言うのを持ってる仕事って１つしかない…だからわかったんだよ、お兄さん達が警察官だって！』

「「(恐ろしい)」」

ニコリと笑っているAに2人はひやりとした

涼太「ったく～、お前はいっつもそうやってよそ様の事に首突っ込むよな」

『えー、探偵として言ったまでだよ、涼ちゃんの事も推理してあげよっか？』

涼太「いらねぇ」

降谷「君すごいね」

『ふぇ？』

両手を膝に乗せ降谷はAの目に合わせるようにしてかがんだ

降谷「ちゃんと観察しているんだね」

『へへっ、探偵になるんならこのくらいしとかないと！』

降谷「フフフ…頼もしいね」

『お兄さん、警察官になってどうするの？』

降谷「え？」

『何か目標あるの？』

降谷「…ああ、僕の目標はこの国を守る事さ」

『この国……日本を？』

降谷「ああ、君や涼太君のような子供はもちろん、君のお父さんやお母さん達大人やこの国を守る人になる事が僕の目標だよ」

『へー…私もなる！』

「「「え？/は！？」」」

『私もこの国を守る人になる‼』

キラキラと降谷を見つめるAに降谷はフフフと笑みをこぼした

降谷「じゃあ、いっぱい勉強しないとね」

『うん！今まで以上に勉強する‼』

「「え？」」

涼太「お兄さん達、コイツ、小学校の全国模試とかあるの知ってる？」

緑川「あ、ああ、あの難しいやつだろ？俺も昔やったことある」

涼太「コイツ、6年間全国1位」

「「え」」