〜小学生〜-4 ページ5
『んー、優しくてカッコよくて、武道とかできてサッカーとか好きない人で、弟よりも頭のいい人かなー』
涼太「お前の好みには絶対に一回は弟出てくるよな」
『そうかな?』
涼太「そうだろ」
鋭く突っ込んだ涼太にAは窓の外に目を写した
『あ、あの人とか、もろタイプ‼』
涼太「何っ⁉(バッ‼」
校門の先にいる学生2人に指をさしたAはポヤポヤと頬を緩ませていた
涼太「え、どっち」
『金髪の方‼』
涼太「まじかよ‼」
恐らく大学生か大人といった年頃の男性2人がいた
涼太「え、待て待て‼ アレすげー年上だぞ!」
『かっこいい‼ タイプ‼』
涼太「待て待て‼」
『あの人かっこいいよ!』
グリンと涼太の方を見た後、すぐに青年の方に目を向けた
涼太「ふーん」
褐色肌に金髪で青い瞳の青年
涼太はオレの方がいいだろ…と思っていると、隣にいたはずのAは廊下を歩き出していた
涼太「ど、どこ行くんだよ‼」
『あのお兄さん達に話を聞きに行くの、なんでこの学校の前にいるのかって!涼ちゃんも行こうよ‼』
涼太「あ、おい‼」
手を引かれた涼太はAと共に階段を駆け下りた
ーーーーー
ーーー
ー
?「おい、緑川、オレは」
?「いいじゃんか」
?「いやでも、生徒に見られたら『お兄さん達』ぅわっ‼」
『何してるの?』
涼太「ちょ、おまっ速っ!」
『涼ちゃん、遅いんだね、もっと走らなきゃダメだ』
涼太「大きなお世話だ!」
息を切らしながらAの脇で膝をついている涼太にパチクリと2人の男性が2人を見ていた
『お兄さん達、帝丹小に何か用?』
?「あー、いやね、入学式だったなかなーって思ってさ」
『あ、看板があるから来たの?』
?「ん?おうよ!」
?「おい、緑川、その辺で」
?「俺は緑川景光!こっちは降谷零だ」
降谷「お、おい!」
名前を言われ金髪の青年は慌てた
『ふるや…?』
涼太「れい?」
『私は工藤A‼ こっちは私の親友の松風涼太‼ 涼ちゃんって呼んでるの!』
涼太「お前は誰彼構わずオレの事言うよね!」
『だって、涼ちゃんは涼ちゃんだもん』
涼太「言い方には気いつけろよ!」
緑川「癒される」
降谷「おい」
小6のやりとりだと思うと2人は色々と懐かしさも感じた
『降谷お兄さん達って、警察なの?』
「「え?」」
涼太「お、おい!」
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年9月24日 16時