検索窓
今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:6,108 hit

〜警察学校時代〜-6 ページ23

喫茶店に入ったAは、店員に駆け寄った

『どうしたんですか‼』

「あ、あれ‼」

『!』

トイレの方を指差した店員を他の者に任せたAはトイレに駆け込んだ
すると、個室の隙間から赤黒いものが流れていた

『(血!?)』

個室の前まで行くと、ドアを押そうとするも中で何かがつっかえていた

『仕方ない…よっ‼』

新「おい、工藤お前…って何やってんだよ!?」

『な!?』

トイレの個室の上から中を覗き込んでいるAを見た新は、降ろそうとするが

『相坂、警察呼べ!それから店内から外に出ようとしている奴らを全員外に出すな‼』

新「なんかよくわかんねーけど、わかったよ!」

『それからあの5人は中に入るなって言ってて』

新「そっちもそっちでよくわからんが、伝えとく‼」

『鍵は空いてるのに、ドアが開かなかったのは、この被害者が倒れていたからか…』

トッと、下に降りたAはトイレを封鎖した

『すみませんが、警察が来るまでここで待機していてもらいます』

「わ、わかりました」









降谷「え、警察?」

新「はい!中でなんかあったみたいで、工藤の奴血相変えて」

緑川「中に「皆さんはここで待機していて欲しいらしいです」え?」

松田「はあ?警察の俺達がか?」

新「多分、アイツ…降谷さんと緑川さんの事を考えての判断だと思います」

「「!」」

新「アイツ…2人の事は特に尊敬してましたから…」

「「……」」









目暮「ウーム…ではこの写真通り…被害者はドアに体を密着させて倒れていた…そうだね?」

『ええ…鍵は空いてるのにドアが開かなかったので、上から覗いて確かめましたから』

警察が来た後、新は5人を近くの公園まで連れて行くと連絡をAにした

目暮「殺されたのは、沖宮マナ25歳フリーター…心臓をナイフで一突きか…酷い事を…」

「警部!被害者の首に何かで絞められた細い跡が…」

「ま、まさか首を絞めて殺した後でナイフを…」

目暮「いや、心臓が止まってからナイフを刺しても、あんなに血は飛び散らんよ…おそらく犯人は被害者の首を絞めて気を失わせた後、倒れた被害者の胸をナイフで突き、引き抜いて失血死ささた…こう考えるのが妥当だろーな…」

「ひ、酷い…」

目暮「多分顔を見られて焦ったんだろーな…金目当てのコソドロの仕業だよ…開いたままのトイレの窓とドア…」

『……』

〜警察学校時代〜-7→←〜警察学校時代〜-5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年9月24日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。