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〜帝丹中学〜-3 ページ14

涼太にぽいっと包みを投げた
涼太は軽くキャッチし、中身を見ると

涼太「リストバンド…」

『アメリカに行って、それつけて頑張ってね‼』

涼太「…‼ 当たり前だろ‼」

『それつけて活躍してるのを期待してる!』

涼太「ああ‼ 俺の名を世界に轟かせてやる‼」

拳を突き出しながら涼太は飛行機に向かった

『……涼ちゃん』

ほろりと親友の旅立ちに喜びながらAは涙を流した

涼太を乗せた飛行機は離陸した
飛行機内から見る空の風景は美しく、涼太はボーッと空を見ていた

涼太「……A」

結局最後まで返事を聞けずじまいだった涼太は、それでもいいと思った

涼太(困らせたくないから…な)

涼太はフッと微笑む…だが

涼太「くっ…………うっ、ひっぐ……」

片手を両目を隠すようにして覆うと小さく嗚咽を漏らした

涼太「Aっ……の…バカッ……‼ ホント……バカッ……‼」

日本を離れた少年は静かに涙を流した

『涼ちゃ〜〜ん‼ 涼ちゃん〜〜‼』

屋上からガシャン‼ フェンスを掴みながら涙を流した

『嫌だよ‼ ひとりぼっちで高校を過ごすのなんて嫌だよ‼ 涼ちゃん‼ うっぐ……涼ちゃーーーん‼』

互いを思い合う気持ちは違う
だが、親友としての思いはお互い同じなのだ

涼太「絶対有名になって、お前の隣に立てるよう恥じないような男になってやる‼」

『涼ちゃんがびっくりするぐらいの探偵になって…この国を守るんだ…あのお兄さんと約束したように』

お互いはそんな思いを胸に過ごした

それから7年…

『え……』

「よっ‼ 7年ぶり‼」

『……涼…ちゃん???』

「……オレ以外…誰がいるんだよ」

安室「?あなたは…?」

「‼ コイツの親友で彼氏候補の『–––––』です、オレ、あんたにだけは負けません」

「「え、ええええええ!!!???」」

『ふぇっ……』

これから起こるのは…?

皆さんもご想像して下さいね…?

〜雨の日〜→←〜帝丹中学〜-2



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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年9月24日 16時

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