幼少期〜小学生〜 ページ2
春
「姉ちゃん‼ 今日から小学生だぜ!」
『おーおー、6年生の私にとっては、最後の年だね』
「最後とか言うなよ」
桜の咲き誇る季節
その季節は新たな出会いと別れの季節でもある
「新ちゃん、A、準備できたら行くわよー」
「『はーい』」
新一「どうだ‼」
『いや、昨夜のくだりだよ、それ』
ランドセルを背負い、誇らしげに胸を張る新一にAは苦笑いだ
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ーーー
ー
「新一〜‼」
新一「ん?蘭」
『あれ、蘭おはよ』
蘭「おはよう‼」
キラキラと笑いながら走ってきた蘭は赤いランドセルを背負っている
蘭「今日から学校だね!」
新一「ああ‼」
『2人とも〜、上級生には礼儀正しくね?』
「『はーい』」
教室に向かう蘭と新一は廊下を歩いていた
蘭「あ、園子ちゃん!」
園子「蘭ちゃん!」
教室に戻ると、園子がおり、同じクラスだと言う事がわかる
蘭「園子ちゃん同じクラスだね!」
園子「うんっ!」
『はーい、1年生のみんな!今から体育館に行くからねー』
「「はーい」」
新一「姉ちゃん⁉」
『あれ、ここ新一のクラス?ラッキー』
教室に入ってきたのはAであった
新一「なんで!」
『私、生徒会長やってんだよ、だから1年A組の皆を案内するんだ、副会長の「何やってんだよ‼」あ、あの子が副会長』
?「生徒会長サンがどっか行って…って、ここA組か」
『もー、おっちょこちょいね』
?「お前が言うなよ‼」
ギャンギャンと吠える男の子に新一はムスッとした
新一「誰だよ、お前」
?「ん?誰だよこの1年、生意気だな」
『言ったでしょ?私の可愛い弟!』
新一「わっ!姉ちゃん下ろせっ!」
抱き上げて新一を良く見せようとしたAに新一はジタバタとしていた
?「ふーんオレは
新一「フーン」
未だに抱き上げられている新一に涼太はニシシと笑った
涼太「工藤、早くこいつら案内しようぜお前歓迎の挨拶とか『その辺は涼ちゃん、よろしく』おい‼ お前、その呼び方やめろよ‼ オレそれでからかわれて…‼」
『お願い!』
涼太「うっ…し、仕方ねぇな」
『やったぁ‼』
新一(姉ちゃん)
涼太に上目遣いをかますと、涼太自身は頬を染め上げやってやるよ、と答えた
ーーーーー
ーーー
ー
入学式も順調に進み、歓迎の挨拶も終わった
『んー、涼ちゃんありがとうね』
涼太「…別に…」
『どうかした?』
涼太「え?」
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年9月24日 16時