53話 彼女の笑み ページ9
緑谷side
「麗日!?」
「障子ちゃん、みんな…！」
麗日さんと蛙っ…ユちゃんと、敵の1人の誰かがいた
「待っ…！」
「危ないわ。どんな“個性”を持ってるかもわからないわ！」
「なんだ、今の女…」
「敵よ。クレイジーよ」
「麗日さん、ケガを…!!」
「大丈夫、全然歩けるし…。っていうか、デク君の方が…！」
「立ち止まってる場合か、早く行こう」
轟くんの言葉に頷き、2人に向き直る
「とりあえず、無事でよかった…
そうだ、一緒に来て！僕ら今、かっちゃんと青子さんの護衛をしつつ施設に向かってるんだ」
「……………………………ん？」
「爆豪ちゃんと青子ちゃんを護衛？
その爆豪ちゃんと青子ちゃんはどこにいるの？」
「え？」
そう言われて、「2人なら後ろに…」と振り返った
この非常時に
誰も、油断する人間なんているはずなかった
「彼らなら、俺のマジックで貰っちゃったよ」
木の上に立ち、コロコロと指で３つの小さな玉を転がす敵
「こいつらぁ、
「っ返せ!!」
仮面をつけたそいつにそう叫べば「返せ？妙な話だぜ」と吐き捨てられた
「爆豪くんも夜神月さんも誰のものでもねえ
彼は彼自身のモノ、彼女は彼女自身のモノだぞ!!
エゴイストめ!!」
「返せよ!!」
「どけ！」
轟くんの氷が敵のいる木に向かっていく
「我々はただ凝り固まってしまった価値観に対し
「それだけじゃないよ」、と道を示したいだけだ
今の子らは、価値観に道を選ばされている」
「…………！2人だけじゃない…常闇もいないぞ！」
「わざわざ話しかけてくるたァ、…なめてんな」
「元々エンターテイナーでね。悪い癖さ
常闇くんはアドリブで貰っちゃったよ
ムーンフィッシュ…「歯刃」の男な。アレでも死刑判決控訴棄却されるような生粋の殺人鬼だ
それをああも一方的に蹂躙する暴力性
彼もいいと判断した！」
「この野郎!! 貰うなよ！」
「緑谷、落ち着け」
「麗日、こいつ頼む！」
「え、あ、うん！」
ズオッと轟くんの大氷結でも、敵は逃げてしまう
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ゆぎ(プロフ) - サッカーバカさん» アザス！！お互い頑張りましょう！体調に気を付けて！ (2020年5月19日 19時) (
レス) id: e1459da1b7 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - ゆぎさん» イメージさせてもらいました！コメント、ありがとうございます。この場をお借りして言わせてもらいますが、ゆぎさんの作品読ませてもらってます！コロナの影響などもありますが、お互い頑張りましょう！ (2020年5月19日 19時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - Lunaさん» イメージさせてもらいました！個性考えるの面倒なんですよね… (2020年5月19日 19時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぎ(プロフ) - 魘夢とむいくん…！ (2020年5月18日 17時) (レス) id: e1459da1b7 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 幻夢？むいむい？ (2020年5月18日 17時) (レス) id: 50871dd8ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年5月12日 12時
