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ーその夜ー
「フヘエエエ、毎日大変だァ…！」
「圧縮訓練の名は伊達じゃないね」
「あと1週間もないですわ」
『あっつ…風呂上りはやっぱりスポドリだ』
タオルドライをしながら女子の近くのソファに座り、ペットボトルのキャップを開けてスポドリを流し込む
麗日ちゃんがワタワタして“個性”で浮いてるけど、「恋だーー！」という芦戸ちゃんの叫び声が聞こえた
(なるほど、色恋な)
飲み干したスポドリを手の中でいじって、“個性”で壊した
「夜神月は恋とかしたことあんのー？」
『ない』
「そんなバッサリと…」
『私ね、信じたい人とかいないんだ』
「「？」」
『私にとって「人」は、利用できるものかできないものかの2択』
「え、それ酷くない？」
『…私みたいにね、真っ暗なとこ歩いてきた人間にはそうとしか捉えることができなくなるんだよ
あ、A組とE組は違うからね？大事な「友達」』
「「良かった」」
(そう…「友達」だ)
信用もクソもない
気に入ったものがあれば、懐に入れて
使い捨てのコマがあれば、長持ちするように手入れを施して
最強の「コマ」を作る
敵との戦闘はゲームと一緒だ
いかに相手の戦力をどこまで削ぐことができるのか、これはもう無理ゲーをやり続けた私ができること
(利用できるものは何でも使う。ここまで生きてきた中で教えてもらったことだ)
冷蔵庫からスポドリを取り出し、玄関を出て外でブツクサ言ってる奴の頭に投げつける
「だっ!!」
『煮詰めるのはいいけど、この暑さで水分補給なしは危険だぞ。緑谷』
「青子さん…ありがとう」
『シュートスタイル？』
「うん。腰としなりとかかな…
型はなんとなくイメージできたんだけど…青子さん、回し蹴りする時とかどうやって体使ってるの？」
『うーん…。半身になって、足を振り上げて…』
「わっ」
『相手に当たる時に思い切り足に力を込めて、こう』
手近な木に当たると、バシィンと音がして木の葉がヒラヒラと落ちてくる
『回し蹴りにも色々あるからな…。足を持ってくるスピードによって、痛さは全く違うし、相手の急所を突くときは、大抵「突」だから』
「ソウナンダ」
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ゆぎ(プロフ) - サッカーバカさん» アザス！！お互い頑張りましょう！体調に気を付けて！ (2020年5月19日 19時) (
レス) id: e1459da1b7 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - ゆぎさん» イメージさせてもらいました！コメント、ありがとうございます。この場をお借りして言わせてもらいますが、ゆぎさんの作品読ませてもらってます！コロナの影響などもありますが、お互い頑張りましょう！ (2020年5月19日 19時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - Lunaさん» イメージさせてもらいました！個性考えるの面倒なんですよね… (2020年5月19日 19時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぎ(プロフ) - 魘夢とむいくん…！ (2020年5月18日 17時) (レス) id: e1459da1b7 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 幻夢？むいむい？ (2020年5月18日 17時) (レス) id: 50871dd8ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年5月12日 12時
