55話 決意と失意 ページ14
「あ、緑谷!!」
「テレビ見たか!? 学校今マスコミやべーぞ」
「春の時の比じゃねー」
みんながお見舞いに来てくれた
「迷惑かけたな、緑谷…」
「ううん、僕の方こそ。A組みんなで来てくれたの？」
「いや、耳郎くん、葉隠くんは敵のガスによって未だ意識が戻っていない
そして八百万くんも頭を酷くやられここに入院している
昨日ちょうど意識が戻ったそうだ。だから来ているのはその3人を除いた」
「15人だよ」
「爆豪と青子、いねえからな」
「ちょっ轟…」
落胆の表情が消えない轟くんは、本当に悔しかったんだろう
心の底から大好きだという青子さんを目の前で連れ去られた
大事な家族だから
「…僕は…手の届く場所にいた
必ず救けなきゃいけなかった…！僕の“個性”はそのための“個性”…なんだ
それなのに、それなのに…………青子さんを救けるはずだったのに、逆に救けられた…!!」
悔し涙が瞳からこぼれ落ちる
「じゃあ今度は救けよう」
「へ!?」
「実は俺と…轟さ、昨日も来ててよォ」
《そこから先は私がご説明します》
「律ちゃん！」
僕のスマホから現れた律さんは、《先日》と1枚のB組の泡瀬くんの写真を取り出した
《B組の泡瀬さんが八百万さんが作った発信機を敵の1人に取り付けてくれました
その発信機は八百万さんが作ったデバイスと、私自身が受信できます
捜査にお使いするよう八百万さんは警察の方々に頼みました》
「まさか、律くんはその発信機を受診して、2人を………？」
律さんが頷き、「俺たちもそう考えている」と切島くんと轟くんが頷いた
「プロに任せるべき案件だ！
俺たち生徒の出ていい舞台ではないんだ、馬鹿者!!」
「んなもんわかってるよ!! でもさァ！なんっもできなかったんだ!!
ダチが狙われてるって聞いてさァ!!
なんっっもできなかった!! しなかった!!
夜神月が俺たちを何度も何度も守ってくれた!!!
そんなあいつが、今ここにいないことに喪失感が半端ねぇのはみんなだってわかるだろ!?
あいつがもしここにいたら、俺たちとおんなじで1人で爆豪を救けにいくはずだよ!!!
ここで動かなきゃ俺ァ、ヒーローでも男でもなくなっちまうんだよ」
切島くんの言葉に、蛙吸さんは飯田君が正しいと言った
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ゆぎ(プロフ) - サッカーバカさん» アザス！！お互い頑張りましょう！体調に気を付けて！ (2020年5月19日 19時) (
レス) id: e1459da1b7 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - ゆぎさん» イメージさせてもらいました！コメント、ありがとうございます。この場をお借りして言わせてもらいますが、ゆぎさんの作品読ませてもらってます！コロナの影響などもありますが、お互い頑張りましょう！ (2020年5月19日 19時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - Lunaさん» イメージさせてもらいました！個性考えるの面倒なんですよね… (2020年5月19日 19時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぎ(プロフ) - 魘夢とむいくん…！ (2020年5月18日 17時) (レス) id: e1459da1b7 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 幻夢？むいむい？ (2020年5月18日 17時) (レス) id: 50871dd8ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年5月12日 12時
