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バサリと布団を秀鳴に被せる
(よくよく考えたら俺、首輪爆弾つけたままやってたのか…)
それに気づかずにこんな時間まで過ごしていた
精神的にも肉体的にもきていたのだろう
襖を開けて月明かりに照らされる外廊下を歩いていると「叶兎」と腕を組んで壁にもたれて立っている直斗がいた
「地下の準備、できてるぜ」
『あぁ…』
「秀鳴は？」
『無理させちゃったからな…寝かせてやってよ』
「それはいいけど…起きて早々にお前の相手って…大丈夫だったのか？」
『まぁ、だいぶ泣かせた…』
「お前、明日機嫌取らないとな」
『生きてたら、な…』
チャリ…と小さく音を立てる首輪に直斗は「単純な構造だな」と覗き込みながら分析をする
「道具は全部準備してるからな」
『あぁ』
「にしても、まさか地下シェルターが役に立つとはな」
『メカ好きのアイツに頼んでて正解だったな』
ポチリとボタンを押せば、静かに扉が開く
「叶兎…？」
『アッシュ、起こした？』
「いや…どこに行くんだ？」
『ん？明日の朝日を拝むためにちょっとな。まぁ、大丈夫。しっかり休んでおけよ』
「あ、あぁ…」
「叶兎、早く乗れ」
『あぁ。秀鳴を頼む。湯浴みと飯とそれから』
「いいからさっさと乗れバカ」
『へいへい』
地下のボタンを押して『んじゃ、次に会う時生きてるといいな』とそれだけ残して俺は地下シェルターに向かった
ーーーーー
ーーー
ー
「くろちゃんは？」
「地下シェルター。もうそろそろ戻ってくるだろうぜ」
大広間。部屋の中から聞こえてくる声を聞きながらゆっくりと立ち止まり、ゆっくりと襖を開ければ、中にいた人間が一斉に頭を下げる
アッシュ、奥村くん、その他を含めるリンクスの人間は驚き固まったまま
「「おはようございます、若君」」
『ん、おはよう』
中央の席に座って胡座をかき、『頭を上げて』と言えば、全員がゆっくりと上げた
『とりあえず、今現在の現状と親父の動向を報告しろ』
「は。昨晩のゴルツィネ邸ですが、今現在は報道陣が押し寄せ襲撃を受けたとのニュースが流れています
爆発物が使用され、邸内に火災が起こっており、全焼及び全壊とのことです」
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一ノ瀬 潤 - ぇぇえええ！！！今日めっちゃ出すやん！！！嬉しすぎる！！！無理しないで欲しいけど！！！！ (2022年7月10日 22時) (
レス) id: de4baf91a8 (このIDを非表示/違反報告)
一ノ瀬 潤(プロフ) - もうガチで一気読みしたくなるぐらい面白すぎるわ……最近暑さが増しているので熱中症には気をつけてくださいね！応援してます！ (2022年7月3日 14時) (レス) id: de4baf91a8 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 一ノ瀬 潤さん» 今後の展開で明らかになっていきます！よろしくです！ (2022年6月16日 10時) (レス) id: b3a011a5a0 (このIDを非表示/違反報告)
一ノ瀬 潤(プロフ) - お父さんの服装って和服ですか？ (2022年6月12日 13時) (レス) @page14 id: de4baf91a8 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 一ノ瀬 潤さん» ありがとうございます！！！本当にチマチマと書いてるので、更新遅めですがよろしくお願いします！ (2022年6月7日 9時) (レス) @page9 id: b3a011a5a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2022年5月31日 7時
