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「プレゼントは気に入ってもらえたかな？」
「耳に穴なんか空けられて、気分のいいはずがない」
アッシュの左耳にはエメラルドのピアスがつけられていた。ゴルツィネの悪趣味な歪んだ愛情のピアスだろう。似合ってねえ〜
「それはお前の瞳の色に合わせて特別に探させたものだ。時価40万ドルはくだらないだろう」
(40万!?)
(ってことは4800万円!?)
「どうりで耳が重いわけだ」
「叶兎、お前にもプレゼントしたはずだが？」
『あぁ、黒曜石のピアス？俺はピアスなんてつけたことないからね。つけなかったよ』
「ピアスホールもないのか？一生残る傷を、誰にもつけられていないとはな…犬死したあの子どもにもか？」
『……………なに？』
ピクリと眉が動くと、俺の後ろに控えていた直斗と大和が「おい」と宥めてくる
ギロリとゴルツィネを睨む。お前の口から、あいつのことは聞きたくない
『今、誰のことを言った？』
「貴様に惚れ込んでいた男のことだが？私の好みでもあったが、なかなかにガードが固くてな」
『クソやろうが』
俺が立ち上がり胸ぐらを掴む勢いで殴ろうとした時、大和が止めに入ってきた
「落ち着け馬鹿！んなことしたって、秀鳴が帰ってくるわけねぇだろ!!」
『放せ、大和!! この野郎、あいつのことを侮辱しやがった！』
「だから落ち着けって言ってんだろ!! ここで揉めたところで、あいつは帰って来ねえし、お前の立場が危なくなるだけだぞ!!」
『けど…っ！』
「落ち着け！なにも今すぐに殺れなんて誰も言ってねえ。俺も直斗も昭輝も我慢してる。もちろん、あいつらもだ。お前はキレるに任せて復讐の機会を手放すのか？それが“藤澤叶兎”か？」
『！』
小さな日本語で言われて、俺はゆっくりと脱力し椅子に座り直す
ゴルツィネは俺からの反論がないことをいいことに、秀鳴のことをおもしろおかしく言い始めた
俺はただ、歯を噛み締めて血が滲むまで拳を握った
「くそっ…」
「胸糞悪い…！」
「こんなとこ、俺だっていたくねぇのに…！」
「秀鳴のこと、あんな風に言いやがって…！」
唇も拳も真っ赤になっていく
「アッシュはかつて、私の経営するクラブの大切な“商品”だった。その中にも細かいランク分けがあり、髪ならプラチナ、瞳の色ならライトグリーン
宝石と同じで、希少価値が高いほど値もつりあがる。彼は最高の値のつく商品だったのだよ」
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一ノ瀬 潤 - ぇぇえええ！！！今日めっちゃ出すやん！！！嬉しすぎる！！！無理しないで欲しいけど！！！！ (2022年7月10日 22時) (
レス) id: de4baf91a8 (このIDを非表示/違反報告)
一ノ瀬 潤(プロフ) - もうガチで一気読みしたくなるぐらい面白すぎるわ……最近暑さが増しているので熱中症には気をつけてくださいね！応援してます！ (2022年7月3日 14時) (レス) id: de4baf91a8 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 一ノ瀬 潤さん» 今後の展開で明らかになっていきます！よろしくです！ (2022年6月16日 10時) (レス) id: b3a011a5a0 (このIDを非表示/違反報告)
一ノ瀬 潤(プロフ) - お父さんの服装って和服ですか？ (2022年6月12日 13時) (レス) @page14 id: de4baf91a8 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 一ノ瀬 潤さん» ありがとうございます！！！本当にチマチマと書いてるので、更新遅めですがよろしくお願いします！ (2022年6月7日 9時) (レス) @page9 id: b3a011a5a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2022年5月31日 7時
