52話 祭りの時間 ページ40
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夏休みも終盤に入ってきた今日
「母さんとは…うまくやっていけてるか？」
『………………………』
無言でパスタを食べる手が止まり、頷くこともできずにいると相手の人は眉を下げて申し訳なさそうにした
「厳しい性格だから大変だろう。父さんだけ逃げたようで心苦しいよ」
『…大丈夫。機嫌さえ損ねなければ優しいし、テストでいい点を取っておけば大丈夫だから』
「…そうか」
パスタをクルクルとフォークで巻いていると、夏休みのことを聞かれて合宿のことを話した
「すごいじゃないか。よく頑張ったんだな」
『うん』
優しい父に撫でられて微笑んでいると、父さんの後ろに何かが現れた
“夏祭りのお知らせ 今晩7時、空いていたら椚ヶ丘駅に集合”
(夏祭り？)
「優梨、どうした？」
“夏休みの最後の1日ぐらい、何も考えずに遊びましょう!!”
なんて言葉を看板に書き記した後、殺せんせーはどこかへ行ってしまった
「そういえば」
『！』
「宇髄くんとはどうだ？小学校の頃に喧嘩別れしたって言ってたが」
『あ、うん』
仲直りしたよ。と伝えると「良かった良かった」と嬉しそうに笑う父
パスタを食べ終えると、父に用事ができたことを伝えて店を早々に出た
「優梨〜」
『天元』
「プールなんだけどさ。来週の土曜とか行けるか？雛鶴達もその日ならって」
『うん』
ギュッと恋人つなぎをしてきた天元を見上げると、「いいだろ？」と嬉しそうに笑っている
『……』
「優梨？」
『お祭り、いくの？』
「ああ、浴衣着ようって言われたからな…。優梨は？」
『…あー、誘われたんだけどね』
「？」
『浴衣はいいかなって』
「なんで!? 俺、浴衣見たい!!」
『………って、言われても』
浴衣なんて持ってないし…。と言えば、雛鶴ちゃん達に貸してもらうことになった
「優梨ちゃんは、やっぱり青です!!」
「黒や白もいいけど…」
「ピンクもいいわね」
着せ替え人形かな…。まあ、楽しそうならいいけど
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麗(プロフ) - 38ページ マシン ではなく ミシン ではないでしょうか?? (2020年11月20日 0時) (
レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 菖蒲さん» 嬉しいです！ありがとうございます！！！！！一気読みなんて嬉しい限りです！他作品もご愛読ありがとうございます。ものすごく嬉しいです。応援ありがとうございます、ゆっくりですが頑張ります！！！！！ (2020年6月6日 9時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
菖蒲(プロフ) - コメント失礼します！この作品のクロスオーバーの仕方(？)がすごく好みでシリーズ最初から一気に(今のところ)全て読み終えました（笑）作者名を見ずに読んでいたのですが、まさかの作者さんの他作品も愛読させていただいてまして……今までもこれからも応援してます (2020年6月4日 22時) (レス) id: 7d78be5d60 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 美波音さん» うわああああん！ありがとうございます！！！遅くても早くてもコメントは大歓迎です！！ありがとうございます。これからもチマチマ、ドタバタよろしくお願いします (2020年5月12日 17時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
美波音(プロフ) - サッカーバカさん！いつも見てます！コメしようか、ずっとどうしようか考えてたのでやっとコメントできました！（ほんとはもっとはやくしたかった）サッカーバカさんの、後身ペースが、すごくうれしいです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年5月12日 12時) (レス) id: 1ec3c9f906 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年5月7日 12時
