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階段を繋いでもらい、下に降りた
「よくやってくれました、優梨さん、渚くん
今回ばかりはどうなるかと思いましたが…怪我も軽そうで安心しました」
『…………うん。私は平気だけど』
「…でも、どうしようみんなへの薬が………鷹岡先生から奪った分じゃ全然足りない」
口元についた血を拭い取り、粉々になった治療薬を見つめた
「…とにかく、ここを脱出する。ヘリを呼んだからキミ等は待機だ。俺が毒使いの男を連れてくる」
「フン、てめーらに薬なんぞ必要ねえ」
「「！」」
「ガキ共。このまま生きて帰れるとでも思ったかい？」
倒したはずの殺し屋達が出入り口に立っていて、私たちは待ち合わせの武器を持って構えた
「お前達の雇い主は既に倒した。戦う理由はもうないはずだ。俺は充分回復したし、生徒達も充分強い
これ以上互いに被害が出ることはやめにしないか？」
「ん、いーよ」
『…え』
倒れている天元を守るようにしていたけど、拍子抜けした
「「ボスの敵討ち」は、俺等の契約にゃ含まれてねえ
それに今言ったろ、そこのガキ。そもそもお前らに薬なんざ必要ねーって」
『…まさか』
「お前らに盛ったのはこっち。食中毒菌を改良したものだ
あと3時間くらいは猛威を振るうが、その後急速に活性を失って無毒となる
そして、ボスが使えと指示したのはこっちだ。これ使えばお前らマジでヤバかったがな」
パチパチと目を瞬かせて殺し屋たちを見つめた
「使う直前にこの3人で話し合ったぬ。ボスの設定した交渉期限は1時間
だったら、わざわざ殺すウィルスじゃなくとも取引はできると」
「交渉法に合わせて多種多様な毒を持ってるからな。お前らが命の危険を感じるには充分だったろ？」
でもそれは、鷹岡先生の命令に逆らったということで、そんなことをしていいのか？
「プロがなんでも金で動くと思ったら大間違いだ
もちろん、クライアントの意に沿うように最善は尽くすが、ボスはハナから薬を渡すつもりはないようだった
カタギの中学生を大量に殺した実行犯になるか、命令違反がバレることでプロとしての評価を落とすか
どちらが俺らの今後にリスクが高いから、冷静に秤にかけただけよ」
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麗(プロフ) - 38ページ マシン ではなく ミシン ではないでしょうか?? (2020年11月20日 0時) (
レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 菖蒲さん» 嬉しいです！ありがとうございます！！！！！一気読みなんて嬉しい限りです！他作品もご愛読ありがとうございます。ものすごく嬉しいです。応援ありがとうございます、ゆっくりですが頑張ります！！！！！ (2020年6月6日 9時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
菖蒲(プロフ) - コメント失礼します！この作品のクロスオーバーの仕方(？)がすごく好みでシリーズ最初から一気に(今のところ)全て読み終えました（笑）作者名を見ずに読んでいたのですが、まさかの作者さんの他作品も愛読させていただいてまして……今までもこれからも応援してます (2020年6月4日 22時) (レス) id: 7d78be5d60 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 美波音さん» うわああああん！ありがとうございます！！！遅くても早くてもコメントは大歓迎です！！ありがとうございます。これからもチマチマ、ドタバタよろしくお願いします (2020年5月12日 17時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
美波音(プロフ) - サッカーバカさん！いつも見てます！コメしようか、ずっとどうしようか考えてたのでやっとコメントできました！（ほんとはもっとはやくしたかった）サッカーバカさんの、後身ペースが、すごくうれしいです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年5月12日 12時) (レス) id: 1ec3c9f906 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年5月7日 12時
