元気印さんの体調不良

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山田side

最近仕事が忙しい

そのせいでストレスが溜まってしまった

……だからって大ちゃんにあんなひどい言葉を

大ちゃん泣きながらどっか行っちゃったし

光「山田、」

山「光くん……俺、」

光「大丈夫、大ちゃん探しに行きな？大ちゃんの事だから傘持って行ってないだろうし」

山「でも、俺なんかに追いかける資格」

光「なぁに言ってんだ！大ちゃんが来て欲しいって思ってるのは他の誰でもない山田だよ」

山「俺、あんなに酷いこと」

光「山田も疲れてたんだよな？大ちゃんだって分かってるよ」

山「うん……」

光「ほら、早く行かないと大ちゃんまだ泣いてるぞ」

山「光くんありがと」

光「んだ！」

山「んだ！」

俺は傘を持って大ちゃんを探した

山「はぁっ、はぁっ、大ちゃん！どこ！」

いくら大ちゃんを探しても見つからない

そして俺は一つの公園に辿り着いた

5歳児の大ちゃんならここら辺にいるんじゃね？

何気なくそう思って足を運んだ

山「大ちゃん！？」

ブランコの近くに見覚えのある姿が

走って近づくとやっぱり大ちゃんだった

山「ちょ、しっかりして！！」

大ちゃんを抱えるとすぐに伝わってくる体温

山「すげ〜熱いじゃん！」

いくら声をかけても反応がない

山「……俺のせいだ 俺が大ちゃんを傷つけるようなこと言ったから」

俺の涙がポツリと大ちゃんの頬に落ちた

とりあえず、大ちゃんをおぶって俺の家に行くことにした

大ちゃんの家の方が目が覚めた時落ち着くだろうけど、大ちゃんの事だから家に風邪薬とか食べ物とかないだろう

だったら気まづいけど、俺の家の方がいいだろう

大ちゃんをなるべく濡らさないように傘をさし足早に家に向かった

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